« 必要最小限の「単剤療法」 | トップページ | 肝臓がん細胞、9割が正常変化…マウスで成功 »

2009年9月 2日 (水)

民主党に望むこと

今回、民主党が大勝したのは、マニュフェスト
の優劣ではなく、
(残念ながら重要な要素のひとつなのですが、
マニュフェストの比較をしっかりした人は、
少なかったのではないかと思っています)

今までの自民党の政策が、あまりに国民の声から
かけ離れてきてしまった為に、

・このまま任せていては、駄目なのではないか?
・とにかくチェンジが必要、そのチャンスが今! 
・この際違う政党に一度任せて見てはどうか?
・違う政党とはどこだろう?

との考えから来ているのではないかと考えています。

なので、大勝したからといって、マニュフェスト
に対する国民の100%の付託が得られたと
考えないで頂きたいと思います。


民主党に望むのは、

・若い人たちにも、老人にも、希望の持てる社会。
・一生懸命に働いている人が報われる社会
を実現して欲しい。

・命を大切にする政府であって欲しいと思うのです。

その意味で、マニュフェストは、全て何が何でも
やらなければならないものとするのではなく、
再考する勇気も持って欲しい。
(結果の評価を含めて、マニュフェスト評価基準の
議論が必要でしょう)

国会を国民の為に議論を尽くす本来の意味での
「審議の場」にして貰いたいと思います。

今までのような、お互いを批判するだけの場では
なく、もっと建設的な場であるべきです。
駄目なのであれば、提案もあってしかるべきと
思うのですが、出来ないことになっているので
しょうか?

朝日新聞の記事によれば、子供手当と高速道路
無料化にたいしては、賛成が各々31%と20%
しかありません。(子供手当はやらざるを得ないような
気もしますが、)
余りに、国民の声と離れるものは、再考が必要です。

もちろん、将来を見越して、国民の声が少数で
あったとしても、実施しなければならない政策も
あると思います。
でも、それは、真摯な「審議」の上であって
欲しいと思います。

審議の透明化、情報公開が必須です。

国民の為になる政策なのだと言うのであれば、
その意味するところをわかりやすく、開示して
頂きたいと思います。

期待しています。
どう変わって行くのか見守って行きたいと思います。

|

« 必要最小限の「単剤療法」 | トップページ | 肝臓がん細胞、9割が正常変化…マウスで成功 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 民主党に望むこと:

« 必要最小限の「単剤療法」 | トップページ | 肝臓がん細胞、9割が正常変化…マウスで成功 »