社保病院の公営維持へ 売却方針一転、厚労相が指示
社保病院の公営維持へ 売却方針一転、厚労相が指示
2009年9月22日3時6分 朝日新聞
詳細は、リンクを参照してください。
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長妻昭厚生労働相は、売却方針が決まっていた
全国の社会保険病院(53カ所)と厚生年金病院
(10カ所)を新機関に移行させ、公営で維持する
方針を固めた。
関連法案の臨時国会提出に向け、すでに検討を指示。
地域医療の中核拠点を維持するため、全病院売却
という自公政権時代の政府方針を大きく転換する
ことにした。
今年3月から、厚労省が自治体や医療法人への
売却手続きを始めた。
同機構の設置期間は来年9月末までだが、
これまでに譲渡先が決まった病院はない。
譲渡先が見つからない場合には廃院となる
可能性もあり、地域の中核医療拠点が失われる
ことへの懸念も出ている。
現実に、診療科を縮小したり増床計画を
凍結したりする病院もある。
そこで民主党は、「地域医療推進機構(仮称)」
を新設し、両病院を傘下に入れて管理、
運営させる方針を総選挙前に提示。
地域の医療体制を整備する一環として、
両病院を公的に存続させることとした。
07年度の収支は、厚生年金病院は4病院が、
社保病院は13病院が赤字だった。
病院の赤字補填(ほてん)など、財源問題が
今後の課題となる。
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私は、この方針に賛成です。
少なくとも、国民の命に関わるものを、全て民営に
することについては、反対です。
>保険料を使ったレクリエーション施設の
>整備などが「無駄遣い」
は分かりますが、保険料を使ったものが全て
無駄遣いと解釈して、全て民営化するという
のは、乱暴。民営化すると全てが解決すると
本当に考えているのでしょうか?
あまりに、単純に思えます。
病院がなくなっても良いと判断している
のでしょうか?
私には、理解できません。
なくては、ならないものがあるはずです。
削っては、いけないものがあるはずです。
方針は、良いのですが、心配なのは、
財源です。
無駄の排除だけでは、無理があると
思います。
無理を通して、結局実現できないのでは、
元も子もないと思うけれど、
そんなに無駄があるのでしょうか?
無駄でないものまで、カットなどしないで
しょうね?
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