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2009年8月 4日 (火)

ニードル状かヌードル状か

ニードル状かヌードル状か
アミロイド線維の構造の違いが、アルツハイマー病などに
みられる細胞損傷の原因の一端を担っているのかもしれない

31 July 2009 Biology RIKEN RESEARCH HIGHLIGHTS

詳細はリンクを参照してください。

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 アルツハイマー病をはじめとするアミロイド
関連疾患により細胞が損傷を受ける機序は、
数十年に及ぶ研究にもかかわらずいまだ完全な
解明に至っていない。

 しかし、理研の研究チームによる新たな発見から、
アミロイド線維の構造の違いが、その謎を解く
カギとなる可能性が示された。

 タンパク質には、それぞれ固有の「好ましい」
立体構造が存在するが、特定の条件に置いた場合、
それとは異なる別の立体構造をとり、そのために
タンパク質の活性が劇的に変化することがある。

 例えば、パーキンソン病やアルツハイマー病などの
重篤な疾患では、特定のタンパク質がアミロイド線維と
よばれる構造に凝集して、脳に蓄積することが
原因として疑われている。

 ニードル状のインスリンアミロイド線維とともに
細胞を培養したところ、インスリン量が多くなるにつれ、
死滅する細胞数が増えていった。
 ところが、こうした細胞毒性はヌードル状の
インスリンでは認められなかったのだ。
 「ヌードル状のインスリンとニードル状の
インスリンとで細胞毒性が大きく異なっているとは、
思いもよらず、非常に驚きました」と座古研究員はいう。

 今回の結果は、アミロイド線維のもつ細胞毒性の謎が、
タンパク質凝集体の構造にある可能性が高いことを
示唆している。

 類似の挙動を示す別のタンパク質の特性も調べている。
 「もし、ほかのタンパク質のヌードル状アミロイドでも
細胞毒性がなければ、今回の知見は広く一般的なものに
なり得るでしょう」と座古研究員は語っている。
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もしかしたら、これは、大きな発見になるかも
知れませんね。

もし、共通する特性ならば、
凝集タンパクが毒性を示す疾患は、沢山あるので、
影響は、大きいでしょう。

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