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2009年8月15日 (土)

新しい点眼薬で緑内障の視力が回復する可能性

新しい点眼薬で緑内障の視力が回復する可能性
(8/13)  NIKKEI NET

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 神経成長因子(NGF)を用いた新しいタイプの点眼薬に、
網膜細胞および視神経細胞を保護する作用がみられ、
緑内障患者の視力を回復させる可能性もあることが、
イタリアの研究で示された。

 NGFの点眼により緑内障を治療できる可能性を示した
研究は今回が初めてであると、イタリア、ローマ大学の
Stefano Bonini博士は述べている。

 この知見は、米国科学アカデミー発行の
「Proceedings of the National Academy
of Sciences(PNAS)」オンライン版に
8月3日掲載された。

 最新の治療によって眼圧を軽減し、進行を
遅らせることはできるが、失われた視力を
回復する治療法はこれまでなかった。

 著者らは、過去の研究でヒト組織中にみられる
蛋白(たんぱく)であるNGFがパーキンソン病や
アルツハイマー病患者の脳組織の治療に有益である
ことが示された点に着目。

 発症の仕方が似ていることから、緑内障は
「眼のアルツハイマー病」とも呼ばれるという。

 今回の研究では、緑内障を誘発したラットに
NGFの点眼薬を2通りの用量で投与した結果、
特に高用量で網膜神経が死滅する比率が有意に
低下することがわかった。

 次に、進行した緑内障患者3人を対象に
NGF点眼薬を使用し、治療前、治療開始後3カ月、
治療終了後3カ月に眼機能を検査した結果、
2人に視力の改善が認められ、もう1人は治療後に
視力の安定がみられた。
 さらに、視野、視神経機能、対比感度および
視力の改善は、初回の点眼薬投与から
18カ月後でも維持されていた。

 ただし、Bonini氏によると、現在NGFは臨床で使用
できず、今回の結果についても大規模な臨床試験
による裏付けが必要であることから、この治療法が
すぐに利用可能になるわけではないという。
 しかし、理論的にはこの知見が眼疾患のほか
さまざまな神経変性疾患の新しい治療選択肢に
つながる可能性があると、研究チームは述べている。
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Good Good Newsです。

緑内障で、進行中で、ほとんど諦めている
私としては、待ちに待っていたニュースです。

残念ながら、まだ、すぐに利用できず、
時間がかかりそうですが、
本当の意味での治療の可能性が見えてきたのは、
心強いと思います。

大いに期待しています。

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