がんリスク上昇、警告を TNF阻害薬でFDA
がんリスク上昇、警告を TNF阻害薬でFDA
更新:2009/08/06 00:00 共同通信社
CBnews
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【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は
4日、日本でも使われている腫瘍(しゅよう)壊死
(えし)因子(TNF)阻害薬と呼ばれる新しい
タイプの関節リウマチ薬について、小児、青少年が
使用した場合にがんの発症リスクが上昇するとして、
注意書きで強く警告するよう製薬会社に指示した。
対象は、レミケード(一般名インフリキシマブ)、
エンブレル(エタネルセプト)、ヒュミラ(アダリムマブ)
など5種類。いずれも、日本でも承認されているか、
臨床試験が進められている。
関節で骨を壊すTNFというタンパク質と結合して、
その働きを抑える作用があり、関節リウマチのほか
クローン病、潰瘍(かいよう)性大腸炎などに
処方される。
ロイター通信によると、改善効果が高いため、
米国で最も人気があるリウマチ薬となっている。
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気をつけた方が良いですね。
厚生労働省の動きは、遅いですから、
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