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2009年8月28日 (金)

ブロッコリーの抽出物スルフォラファンに 放射線の増感作用があることを発見

ブロッコリーの抽出物スルフォラファンに
放射線の増感作用があることを発見
~がん治療において放射線との併用療法への可能性~

平成21年8月28日
独立行政法人 放射線医学総合研究所


詳細は、リンクを参照してください。

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背景
 スルフォラファンはブロッコリー、カリフラワー、
キャベツなどに含まれる辛み成分で、1990年代の
はじめに米国ジョンズ・ホプキンス大学のタラレー博士
らによって、がん予防に効果があることが発見されました。

 そのほか、解毒作用、抗酸化作用などがあり、
有用な物質であることも明らかにされています。

 最近ではピロリ菌の除菌効果があることも報告
されています。

 また、がん予防とは違った視点から、細胞周期を
停止させることやアポトーシスの誘発により
がん細胞の増殖抑制に寄与するという報告も
なされています。

 2008年には、放射線医学総合研究所の関根研究員
らが、スルフォラファンのみをがん細胞に投与
すると、DNAの二重鎖切断*3が起こることを
発見しました。

 しかしながら、これまでに放射線との相互作用を
研究した例はありませんでした。

 このグループでは、スルフォラファンが放射線の
治療効果を増感する効果があれば、併用により
がん細胞殺傷効果が高まり、がん治療の新しい
可能性をひらく可能性があると考えて研究を
進めてきました。


概要
 細胞培養実験と動物実験により、がん予防に
効果を示すことで有名なブロッコリースプラウト
などからの抽出物であるスルフォラファン*2に、
放射線に対する増感作用があることを世界で
初めて確認しました。

 将来的には、放射線と化学物質スルフォラファン
とを併用するがん治療法が考えられ、新しい
化学・放射線療法の可能性を開くものと
期待しています。

 本研究成果は、平成21年9月1日、欧州の代表的な
(同分野141雑誌の中で6番目に総引用数が多い)
腫瘍学に関する専門誌である
International Journal of Cancer に掲載されます。
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スルフォラファンっていろいろ有用な効果を
もった物質なのですね。

驚きです。期待しています。

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