ドラッグ・ラグの解消などに8億円-医薬食品局概算要求
ドラッグ・ラグの解消などに8億円-医薬食品局概算要求
更新:2009/08/27 19:17 キャリアブレイン
---------------------------------------
厚生労働省医薬食品局は8月27日、来年度の
医薬関係予算の概算要求額を発表した。
局全体の要求額は、今年度当初予算比で
1700万円増の152億7900万円。
ドラッグ・ラグやデバイス・ラグの解消など
「新医薬品・医療機器の迅速な提供」のための
事業費などに8億600万円、薬学部6年制など
環境の変化を踏まえた「薬剤師の資質の向上等」
の必要経費に5億1400万円を計上する。
「新医薬品・医療機器の迅速な提供」では、
「未承認薬・適応外医薬品解消検討事業費」として
新たに7600万円を要求。
未承認薬だけでなく、未承認適応薬までを含めて
医療上の必要性を検討し、承認に至るまでの方策を
検討する会議のほか、がん、小児など専門分野ごとの
ワーキンググループの設置・運営費に充てる。
「薬剤師の資質の向上等」では、「薬剤師生涯
教育推進経費」として1億2700万円を新たに要求。
チーム医療や地域医療の推進に貢献する薬剤師を
育成するため、先進的な取り組みを行う
病院・薬局で実地研修を実施する。
また医療法と薬事法の改正、薬学教育の見直し
などを踏まえた新たなガイドラインを策定し、
薬局の機能の改善・強化を図るための経費として、
「薬局機能・業務運営ガイドライン策定経費」
3300万円を新たに要求している。
---------------------------------------
がんばってください。
日本は、遅れる一方です。
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント