フィルム生産激減で遺跡発掘写真が大ピンチ
フィルム生産激減で遺跡発掘写真が大ピンチ
2009.7.26 00:46 産経ニュース
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デジタルカメラ全盛時代にもかかわらず、古代遺跡の
発掘現場ではいまだに、フィルムカメラが活躍している。
デジタルカメラで撮影した画像データを保存するCD
などは湿気や熱でデータが消える危険性があるためだ。
しかし、昨年のフィルム出荷量は、10年前の1割近くに
激減し、遺跡写真に最適なフィルムの入手にひと苦労の状態で、
半永久的な保存が不可欠な文化財写真が危機にさらされている。
坂本龍馬や近藤勇といった幕末の英雄たちを撮影した写真は、
色あせながらも現在に伝わっている。
「(電子データではなく)写真なら150年以上保存できる
ことは歴史が証明している」と井上さんは強調する。
一方、デジタルカメラの画質はフィルムとほとんど
変わらないものの、画像データを保存するCDやDVDは
割れるなどすると再生は不可能になる。
さらに、デジタル技術の進歩がかえって保存の壁になっている。
5~10年前まで使われていたフロッピーディスクや
MOディスクはすでに「時代遅れ」となり、
最新のデジタル機器に付属しておらず画像の読み込みは困難。
井上さんは「デジタルは万能に見えても、
数十年後に画像を再現できる保証はない」と話す。
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ごもっともです。
今、画像は、CD-RとかDVD-Rとかに保存していると
思いますが、いつまで、もつのかは、わかりません。
かといって、複製を又作るのは、面倒!
ということで、実は、再現できる年月についは、
危ういと私も思います。
こまめにバックアップしかない?
ないと思う。
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