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2009年7月29日 (水)

介護認定基準、半年で再修正へ 軽く判定される傾向受け

介護認定基準、半年で再修正へ 軽く判定される傾向受け
2009年7月29日1時18分 朝日新聞


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 介護保険サービスをどれだけ受けられるかを決める
「要介護認定」の基準が、大幅に修正されることになった。

 基準は4月に改定されたばかりだが、必要なサービスを
受けられない人が増え、厚生労働省は見直すことを決めた。

 修正により、4月の改定で抑えられたサービス利用が
以前のレベルまで戻る見通しだ。10月からの実施を目指す。

 修正案でシミュレーションしたところ、ほぼ4月改定前
の状況に戻ったという。

 「軽く判定される」という批判を受け、4月の基準改定後、
以前からの利用者に対しては、従来の要介護度にできる
経過措置が取られた。

 しかし、新規に要介護認定を受ける人はその対象外。
 10月以降の更新時期まで、利用できるサービスは
現在のままだ。

 旧基準は、利用者の身体状況を調べる担当者の主観に
左右されやすいと指摘されたことから、厚労省は改定を
検討。

 改定前に、内容を自治体に示したところ、
「軽く判定され、介護サービスを使えなくなる人が出る」
と懸念の声があがった。

 ケアマネジャーらは改定延期を求めたが、4月改定を
前提に自治体が担当者の研修や介護保険のシステム
切り替えを進めていたため、予定通り実施された。

 基準を再び見直すにあたって自治体は、
改めて担当者の研修をしなければならない。
 半年たらずの間に基準が2度変わることになり、
現場での混乱が予想される。

 厚労省はこれまで、「基準改定の影響で要介護度が
軽くなる」という指摘に否定的だった。

 しかし、今回の調査結果を受けて、今後、利用者が
必要なサービスを受けられるよう大幅な修正を決めた。
(中村靖三郎)
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情けない話です。

実施以前から指摘を受けていながら、強行、
結果は、予想通りで、世の批判をかわせず、
やむなく、修正に応じた。
というところです。

介護現場軽視の結果、混乱を招いた責任は?
といっても、なんにもならないでしょうね。

きちんと財源の確保を具体的に出来る
政党が出ない、というか、それが出来る
政治家が出てこないと、いつまでたっても
似たような話が続くと思います。
税源の使い道の優先順位の付け方も同じ。

自由民主党は、今までの結果からみれば、
明らかに失格ですが、民主党も無駄の排除
だけでは、無理があると思います。
そんなに簡単に、改革ができるはずがない。
税源の使い道の優先順位の付け方もいまいち。

無理なものは、無理なのです。
国民は、そんなにバカではないと思いますが、

既に、麻生政権が大借金を膨らませている。

その状態なのに、入るが計れているようには
見えない。

財政再建と福祉は、両輪です。
一方が欠けては前に進みません。

その為の政策が不十分です。

国家が破綻しませんか?
会社なら、もうとっくに破産です。

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