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2009年7月25日 (土)

PETの新しい活用法 統合失調症などの抗精神病治療薬の適切な服薬に利用

PETの新しい活用法
統合失調症などの抗精神病治療薬の適切な服薬に利用

平成21年7月24日
独立行政法人 放射線医学総合研究所


詳細は、リンクを参照してください。

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 抗精神病薬*2の作用に深く関連するドーパミンD2
受容体の占有率*3について、陽電子断層法 (PET)*4
を用いて可視化計測することで、脳内の局所差がない
ことを世界で初めて明らかにし、PETを用いた脳内の診断が、
今後の抗精神病薬開発において有用である可能性を
示しました。

 本研究成果は、英国の精神神経薬理学の有名誌
『The International Journal of Neuropsychopharmacology』
の2009年6月号に掲載されました。

 統合失調症などの治療に用いられるリスペリドン*5
などの第2世代抗精神病薬は、第1世代抗精神病薬に比べて
副作用が少ないと考えられていました。

 しかし、この根拠となる薬の受容体占有率の
脳内局所差について、正確な測定ができていませんでした。

 薬が作用する部分は、他の部分よりも高いドーパミンD2
受容体占有率を示すため、この受容体占有率を調べると
薬が作用している部分を判定できます。

 伊藤らの研究チームは、ドーパミンD2受容体の分布密度が
大きく異なる線条体と大脳皮質領域に対してそれぞれの
測定に適したPET放射性薬剤*9を用い、健常人において、
リスペリドンによるドーパミンD2受容体占有率の
脳内局所差を調べました。

 その結果、第2世代抗精神病薬の受容体占有率には
脳内局所差が認められず、大脳辺縁系に作用が集中して
いないことが明らかになりました。

 この成果は、第2世代抗精神病薬の大脳辺縁系に
作用が集中するという特徴を否定するもので、
むしろ、用量を適切に設定する必要がある可能性を
示唆しています。

 今後の抗精神病薬開発において、PETを用いた
客観的な用量設定が臨床試験を加速するものと
期待しています。
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最近、うつ等の薬の投与量に関して、不適切なものが
見られると言うような報道を目にします。
(投与種、量が多すぎるケースが多々見られる)
安易に投薬していると考えられます。

その為に、本来の病気の症状と、薬による副作用症状
とを混同し、正しい投薬が出来ていないというものです。

正しい投薬をする為に、一旦薬を減らし、症状を見ながら、
正しい投薬に修正して行く、ということをしていました。
それで、いままで、いっこうに良くならなかった病気が
改善したそうです。
そのまま続けていたらどうなっていたのでしょう?

適切な種、量とは、どういう判断で決められるのでしょうか?
薬には、必ず、副作用がつきまといます。
投薬と、副作用と、投薬量と、その効果との
因果関係について、患者個々に対して、
真摯に判断し、投薬して欲しいものだと思います。

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