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2009年6月20日 (土)

性急な提供…悔い残る

子どもの臓器移植 性急な提供…悔い残る
(2009年6月12日 読売新聞)

>杉本さんは、奇跡を祈りながらも、我が子が脳死状態に
>あることを理解した。
>人工呼吸器が外されてから、心臓停止後に腎臓が摘出される
>までを見守った。

>しかし、杉本さんは10年以上たち、「あの決断は息子本人の
>ためではなく、親の癒やしでしかなかったのではないか」と
>悩み始めた。

>幼かった息子と脳死や臓器提供について話し合ったことがない。
>「子ども自身の考えを聞き、家庭で生死について話し合う
>努力が必要だ」。
>96年にカナダへ留学、北欧の病院を視察し、そう考える
>ようになった。

>人工呼吸器をつけた子どもの面会が制限されず、
>家族が最期の時まで抱きしめていられる病室。
>集中治療室のそばにずらりと並ぶ親が泊まり込むための個室。

>親子の気持ちに寄り添った医療環境に触れて驚いた。
>日本で治療を受けた自分たち家族は
>「脳死は人の死だから治療打ち切りは仕方ない」
>という押しつけられた医療の中で、ゆっくり死を
>受け入れるための時間もなかった。

>杉本さん自身、医師として臓器移植で子どもたちが
>助かってほしいと思う。
>ただし、「精神的に参っている家族は、
>自分たちが救われるために『死んでも人を助ける』
>という臓器提供の物語に簡単にはまる」と指摘。
>「十分に看取(みと)り、納得した上の決断でなければ、
>後悔することになりかねない」と話している。


臓器移植法案の審議では、
日本人が日本人を救えない現実を見つめるとともに、

さらに一歩を進め、本当に根付く為には、
こういうことも、しっかり考慮されなくては
いけないことだと思います。

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