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2009年6月16日 (火)

診療看護師:NP(ナースプラクティショナー)

6/12 クローズアップ現代 NHK
"診療看護師":NP(ナースプラクティショナー)

上記番組を見ての感想です。

米国では、40年前に導入され、現在14万人もいるそうです。

米国のある病院で、20年前、導入する目的で、
データをとったところ、

・病状の緻密さ 78% → 98%
・処置の丁寧さ 74% → 97%
・患者への指導のきめ細かさ 69% → 98%
というデータがとれた。
さらに患者の入院日数も短縮できたそうです。

患者にとって良い制度のように思えました。

現在も、どこまで役割を担ってもらうのか?
安全性を担保する議論が続いていると言う。


一方、日本では、

大分岡病院がNP医療特区を申請したが、拒否された
そうです。安全性が担保できないからという理由で、

でも、大分岡病院は医療の質向上の為には必要なことなので、
諦めないで、何度でも出すと言っていました。

私もそうすべきと思います。

現在の医療の状況は、崩壊寸前です。
どう改善しようとしているのでしょうか?
医師を増やすのが一番でしょうが、それだけで、
良いのでしょうか?
緊急の課題のはず。

世界に前例がないのならいざしらず、前例があり、
効果があることが、実証されているのに、
何故、試すことすら認めようとしないのか?
理解に苦しみます。

まず、一歩を進めること、これなくして、何もできません。

「患者の為に」ということをどうとらえているのでしょうか?
「患者の安全性」というけれど、今の状態を放置しておいては、
「患者の安全性」どころか命さえ、危ういと言わざるを得ない
状態ではないのでしょうか?

患者の安全性の担保の為の議論は、米国ですら、
未だに、議論されているのです。

まず、一歩を進めるべきではないでしょうか?

患者にとって現状が少しでも早く、良くなるように!
医療の質のさらなる向上の為に!

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コメント

私は日本にはNPは必要ないと思います。

アメリカは医療保険が高く、誰もが気軽に医師にかかれない社会です。
だからこそ、NPの需要があるのでしょう。

「診断」「治療」は医業です。医師の仕事です。
的確な診断無くては治療方針を立てられません。

一見、軽症に見える患者の中から重篤な疾患を見逃さずに拾い上げるためには幅広い専門知識と豊富な経験が必要です。

医業と看護は別物です。

たとえば、ベテランのキャビンアテンダントがパイロットになれますか?

そういうことです。

日本でも助産師に開業が認められています。ですが、開業している助産師は自ら責任をとることはありません。
母体や児が危なくなれば産科医に丸投げすればいいだけです。

医師不足を解消するためにはナースがナースとしての業務を拒否せず、現時点でナースに認められている
医師の指示の元に行える医療行為を積極的に行うほうが、よほど即効性があるでしょう。
ナースでなくてもできることはヘルパーさんにお任せすればいいでしょう。

ナースがかつて、一丸となって医師の指示の元に静脈注射を行うことを拒否していたことはご存知ですか?
http://www.kango-renmei.gr.jp/about/の昭和38年の欄をご覧下さい。ここで出てくる協会とは日本看護協会のことです。

一般的に民間病院のナースは良く働き、良く医師を助けてくれます。
ですが、国公立病院や多くの大学病院(一部の私立大学病院は違うようですが)のナースはいまだに、
病棟での採血、静脈確保等を拒否し、場合によっては患者搬送や薬剤や検体の移動を研修医に押し付けます。
臨床研修医制度が始まり、不人気な大学病院から研修医が減ったのには上記のような事情があります。

私はナースを敵視しているわけではありません。
変な勘違いをしないで、医師を良くサポートしてくれる個々のナースには感謝しています。
ただ、医師の資格がないものが診断、治療を行うのは、やはり問題だと思いますし、許容できません。

投稿: 通りがかり | 2009年6月21日 (日) 11時50分

コメントありがとうございます。

>医師不足を解消するためにはナースがナースとしての
>業務を拒否せず、現時点でナースに認められている
>医師の指示の元に行える医療行為を積極的に行うほうが、
>よほど即効性があるでしょう。

ナースがナースとしての業務を拒否しているのですか?
現在、そのような状態であるとは、思えませんが?
医師と看護師は、敵対関係にあるのですか?
そうであるとすると、すごく問題です。
看護師は、ますます少なくなってしまうでしょう。


医療の世界にも、分業のような仕組みがあっても良いのでは
ないかという気がしますが、どうでしょうか?

うまく分業できれば、医師は専門の、もっと深い技術を
要する仕事に専念できるようになるはずだと思います。

医療作業の中の多くは、医師でなくてもできる種類のもの
なのではないでしょうか?

医師は、それらの作業の為に多くの時間を費やさなければ
ならないとは何かおかしくないでしょうか?

あまりに多忙であるために、診断の誤りも犯しかねません。
そうではありませんか? 過労死さえ存在している。

現状の改善の為に、どうすれば良いとお考えでしょうか?
ナースは、ナーヘスの仕事に専念するようにすれば、
それで、解決するとお考えなのでしょうか?
単に医師を増やせば良いとお考えなのでしょうか?

医療は、ますます進歩していきます。
必要とする技術も、知識も豊富なものを要求されます。
専門医がもっと沢山必要になると考えます。

医師を増やすのであれば、専門医を増やすべきだと
思いますが、どうでしょうか?
日本は、専門医があまりに少なすぎます。

なんでもかんでも、医師が面倒を見なくてはいけない
今の仕組みが正しいのでしょうか?
どこかで、限界が来ると思うのです。

もちろん、導入に当たっては、きちんと、客観的な
データをとり、安全性を確保するために、議論を続ける
必要があります。

専門の資格も必要でしょう、免許の定期更新制度も
必要でしょう。
分担する以上、その責任は、当然とって貰います。

医師と看護師は、敵対する関係ではないと思いますが?
お互いに協力すべきではないでしょうか?

なんでもなんでも、医師の指示がなければ、出来ない
今の制度は、おかしいと思います。


現在の制度そのままで、看護師に出来るようにせよ!
と言う話ではないと思っています。

投稿: haredasu | 2009年6月21日 (日) 15時21分

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