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2009年6月25日 (木)

PEG化インターフェロン

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ
に下記情報がありましたので、載せておきます。

PEG化インターフェロン

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 米国のバイオジェン・アイデック社は、再発寛解型多発性硬化症に
対するPEG化インターフェロン・ベータ-1a(BIIB017)の第3相試験
(ADVANCE trial)を開始すると発表しました。

 インターフェロン・ベータは比較的不安定な蛋白質で、
経口投与ができない上に、頻回に注射をする必要があります。
 発売後10年以上経過しているアボネックス
(インターフェロン・ベータ-1a)は週に1回の筋注で、
隔日投与のベタフェロン(インターフェロン・ベータ-1b)と比較して
投与頻度が少ないことが利点でしたが、筋肉内に注射するため
長めの針を使用する必要がありました。

 バイオジェン・アイデックは、これまでのインターフェロン・ベータ-1aを
ポリエチレングリコール(PEG)と結合させ、体内での分解を抑制させることで、
2週ないしは4週に1度の皮下注でも同等以上の効果が得られることを
示しており、これまで以上にMS患者の自己注射の負担が軽減できる
としています。

 インターフェロンのPEG化はすでにC型肝炎に対する
インターフェロン・アルファですでに効果が実証されており、
PEG化インターフェロン・ベータ-1aが月に1~2回程度の皮下注で
アボネックスと同等の効果が得られるとすれば、first lineの治療として、
より導入しやすくなるのは間違いないでしょう。
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ちょっと朗報ですね。
期待しましょう。

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