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2009年6月29日 (月)

F22調達、日本の初期負担2200億円 米軍試算をロイター報道

F22調達、日本の初期負担2200億円 米軍試算をロイター報道

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 【ワシントン=弟子丸幸子】ロイター通信は22日、米空軍の試算として、
日本が米最新鋭戦闘機F22を調達する場合、日本側が初期費用として
約23億ドル(約2200億円)を負担する可能性があると伝えた。
 日本向けモデル開発費の名目になるという。国防総省高官が2007年の
段階で試算した輸出モデルの開発費と比較し、2倍超の金額に相当する。

 ロイター通信によると、日本向けの開発費が高額になるのは、
生産ラインの維持費や機密保持のための費用などが含まれるため。
 40機を調達すると仮定した場合、開発費を含めた総額は116億ドル
(約1兆1000億円)。
 これとは別に、訓練費、予備部品関連費などがかかる
可能性があるとしている。(19:50)
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国防の為とは言え、こんなにお金を使って良いのでしょうか?

限度というものがありますよね。

こんなに高い戦闘機を買ったとして、活躍の場は、
いったいどこなのでしょう?

医療費も、福祉も削って、おまけに国家の借金は、膨大なのに、

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脳神経:制御を解明 アルツハイマー理解に道 東大など

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 脳神経細胞同士の接続を正常に保つ働きをたんぱく質「Wnt」が
持つことを、林悠(はやしゆう)・理化学研究所基礎科学特別研究員
(元東京大大学院)ら東大と九州大のチームが線虫を使い解明した。
 哺乳(ほにゅう)類も同じメカニズムを持つと見られ、
アルツハイマー病など脳神経変性疾患の理解につながると期待される。
 28日付の米科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」
電子版に掲載された。

 人間は成長期に脳神経細胞同士が突起を伸ばして盛んにつながる一方、
「刈り込み」という不要な接続の削除が行われる。
 アルツハイマー病やパーキンソン病は、刈り込みが過剰に起きて
脳神経機能が阻害されることが一因と考えられている。

 チームは脳神経細胞が302個と少ない線虫を使って神経細胞同士の
接続を詳しく調べ、線虫でも刈り込みが起きていることを確認。
 突起を切り離すたんぱく質「MBR-1」を突き止めた。
 さらに、刈り込みが過剰に起きないようWntが制御していることを
発見した。
 Wntは、突起が切り離される前に神経細胞に取り付き、MBR-1から
突起を守っていた。【元村有希子】
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毎日新聞 2009年6月29日 2時00分


早く、臨床の場で応用できるようになると良いですね。

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抗アクアポリン4抗体の病原性

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ
に下記情報がありましたので、載せておきます。

抗アクアポリン4抗体の病原性

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 大阪大学神経内科の中辻先生らのグループが、動物モデルにおいて、
抗アクアポリン4抗体の存在が、視神経脊髄炎(NMO)の患者の病変で
認められる特徴を引き起こすことを見出し、
Biochemical and Biophysical Research Communicationsという
雑誌の電子版で報告されています。

 NMOの病変形成に抗アクアポリン4抗体が大きく関与している
可能性を示したことは非常に価値のある報告と言えます。

 NMOの炎症惹起抗原がMBPとは考えにくいので、
より病態に近いモデルの開発が今後必要と思われます。
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とのことです。
研究の進展に期待しましょう。

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2009年6月28日 (日)

薬剤治験、753億円の基金創設

薬剤治験、753億円の基金創設
厚労省、難病薬など迅速供給
(2009年6月28日 読売新聞)

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 製薬会社が日本での治験に二の足を踏んでいる難病薬などの
実用化を促すため、厚生労働省は、約753億円の支援基金を
創設し、50薬剤を選んで治験費用を助成することを決めた。

 助成対象となる薬は、学会や患者団体などから公募する。
 治験終了後は、通常は約1年かかる承認審査を半年に短縮し、
患者への迅速な供給を図る。

 対象となるのは、生命や生活に大きな影響を及ぼす病気の治療薬で、
米英独仏のいずれかの国で承認されているもの。
 「他に治療法がない」「既存の治療法より優れている」など、
必要性が高いことが条件となる。
 未承認薬のほか、国内で承認されてはいるものの、認められた効能と
異なる「適応外」の病気に使用する場合も対象となる。

 日本は、海外で認められた薬でも、国内で改めて治験を行わないと
承認しない制度を取っている。
 このため、患者が少ない病気の場合、製薬企業は採算の厳しさから、
費用がかさむ治験を見送ることが珍しくない。
 患者などから、国の支援を求める声が上がっていた。
 基金の期間は3年間。10月にも有識者会議を新設し、
対象品目の選定に入る。
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久しぶりに良いニュースと思います。
期待しています。
腰の重い厚労省としてはよくやったといって良いかな?

ただ、基金の期間が3年というのが残念!
3年程度で、どの位の薬が承認されることに
なるのでしょうか?

ドラッグラグの解消に対するもっと根本的な対策が
あると思うのですが?
このやり方は、対処療法ですよね?

このままでは、いつまでたっても日本のドラッグラグは
解消しません。

画期的な取り組みが聞こえてきません。

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2009年6月27日 (土)

公的年金の積立金運用、赤字10兆円…過去最悪に

公的年金の積立金運用、赤字10兆円…過去最悪に
(2009年6月27日 読売新聞)

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 公的年金の積立金の2008年度の市場運用実績が
10兆円の損失となったことが26日、分かった。
 単年度の赤字は2年連続で、赤字幅は過去最大となった。

 厚労省が今後100年の年金財政を検証した「財政検証」
では積立金の運用利回りを4・1%に設定した上で、
厚生年金の給付水準が「現役世代の収入の5割以上」を
確保できるとしている。
 今回のマイナス10%は目標と大きく乖離(かいり)した
結果となっており、このまま運用の低迷が続けば、
厚労省の計算通り年金資金が確保できず、将来の給付カット
にもつながりかねない。

 厚生労働省は今年2月、積立金の長期的な運用利回りの想定を、
04年改革時より0・9ポイント高い年4・1%に上方修正した。
 想定が楽観的過ぎ、後になって財源不足に陥る恐れがある
という批判が専門家から相次いでいたが、
その懸念が一段と強まった形だ。
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>積立金は約140兆円で、そのうち約90兆円を
>市場で運用している。

半分以上のお金を運用しているということですね。
本当に大丈夫なんでしょうね? 10兆円も損失を出して。

ますます、年金の将来が心配です。

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「傷口につば→早く治る」メカニズムの一端解明…松本歯大

「傷口につば→早く治る」メカニズムの一端解明…松本歯大
(2009年6月27日06時29分 読売新聞)

詳細は、リンクを参照してください。


>口の中に傷ができると、唾液(だえき)に含まれる
>たんぱく質の一種「ヒスタチン」が別のたんぱく質と
>結合して、歯肉細胞を増殖させて傷をふさぐことが、
>松本歯科大(長野県塩尻市)の王宝禮教授(歯科薬理学)と
>今村泰弘講師(同)のグループの研究でわかった。

>王教授は「この研究を発展させれば、口腔(こうくう)内の
>傷の治療薬製造だけでなく、再生医療分野の研究にも広がる
>可能性がある」と話している。

とのことです。

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NP養成に賛成-全自病

NP養成に賛成-全自病
更新:2009/06/26 16:33   キャリアブレイン

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 全国自治体病院協議会(全自病)の邉見公雄会長は6月25日の
記者会見で、ナースプラクティショナー(NP)の養成に全自病
として賛成する考えを示した。

 邉見会長は、同日開かれた常務理事会で、医療職の役割分担、
薬剤師や看護師の業務拡大についても議論が行われ、
「まだ大きく結論を出すところまでは行っていないが、
ほぼ大体の方向は決まった」と説明した。
 また末永裕之副会長は、NPの教育機関など「そこまで考えないと
すぐには話はできない」としながらも、「方向性については皆さん、
賛同する意見が多かったように思う」と述べ、
薬剤師についても同様と補足した。
 「全自病としては、養成の方向は賛成か」との質問に、
邉見会長はうなずき、賛成の考えを示した。
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進歩だと思います。
賛成です。

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2009年6月26日 (金)

子どもたちが残したもの

これも朝日新聞の記事で、「患者を生きる」
というコーナーに載ったものです。
聖路加国際病院副院長・小児科総合医療センター長
である細谷さんの言葉です。

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 小さい子が死ぬ、というのは大変大きな不幸で、
周りは、耐えられないだろう。
 何とかしたい、と思って小児がんの専門医を選びました。
 それでも、40代の頃は、子どもが亡くなると、こんなに悲しくて
やっていけるんだろうかと悩みました。
 乗り越えられたのは、彩ちゃんを始め、多くの子どもたちが
残していってくれたメッセージがあったからだと思います。

 子どもたちは亡くなっても、そこでおしまいではなく、
家族にも医療者にも、大事な思い出とか言葉とか、
「豊かな遺産」というぺきものが、きちんと残ります。

 それも、時間がたって風化してしまうかというと、
そうではない。

 尊敬する先輩が「医者は、音楽家や作家のように作品が残る
仕事と比べると、つまらない」と言ったことがありました。

 でも、それは、違うんだなあと思いました。

 大人ばかり診てたら感じなかったようなことを、子どもたちに
教えられました。

 病気だからこそ感じることを子どもなりに混じりけのない
フィーリングでとらえているように思うんですよ。・・・
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同感です。

>子どもたちは亡くなっても、そこでおしまいではなく、
>家族にも医療者にも、大事な思い出とか言葉とか、
>「豊かな遺産」というぺきものが、きちんと残ります。

そう思います。
残していってくれた「メッセージ」

すごく、純粋で、単純で、心からの「メッセージ」
それは、ずっと、大人の心の中に、残ります。
勇気づけます。

素晴らしい財産だと思います。

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お母さん「邪魔」といわないで

こんな文章が載っていました。
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 小さい子連れのお母さんの後ろに、自転車やスーパーのカートが
近づいてきた時に、お母さんが、自分の子どもに向かって、
「邪魔!」と短く言い放つ光景に何度も出会います。

 相手に迷惑をかけたくない、しつけをしていないと思われたくない、
何より、子どもがけがをしないように、との気持ちから
とっさの一言になっているのだと思います。
 しかし、小さい子どもは状況を一瞬で理解できません。

 大好きなお母さんに「邪魔!」と言われ、強張った顔を見ると
本当に悲しくなります。

 邪魔、と繰り返し言われて育った子どもは、それを手本として
しまうかもしれません。

 「ちょっとよけてあげようね」などと優しく声をかけて欲しいのです。

 周りの人も、急ぎの場合でも舌打ちなどせず温かく、見守って
あげてください。

 お母さんが連れているのは、日本の未来なのです。
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(朝日新聞の「声」欄より)


同感です。
「お母さんが連れているのは、日本の未来なのです。」

思いやりを持って、優しく育ててあげて欲しいと思います。

この投稿されたお母さんは、本当に優しい素晴らしい人ですね。

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米カリフォルニアで心臓移植を受けた1歳の一己ちゃんが死亡

米カリフォルニアで心臓移植を受けた1歳の一己ちゃんが死亡
2009年06月24日 06:41更新
IBTimes

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 米カリフォルニアで心臓移植を受けた横浜市の
陸上自衛官・山保(さんぽ)幸己さんの長男である・一己(いっき)ちゃん
(1歳)は23日、肺出血のため、入院先で死亡した。

 支援団体「いっきちゃんを救う会」は、これまでに
1億6,000万円の募金を集めて送っており、一己ちゃんの容態から
再び募金を送ろうとしていた。
 
 一己ちゃんの祖父(57)は、「一己は、小さい体でがんばりました。
 募金してくださった皆様に感謝します」とコメントした。
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すごく残念です。お悔やみ申し上げます。


気になるのは、現在、唯一受け入れてくれている米国なのですが、
医療費が1億6,000万円では足りず、現状では約1億7900万円不足する
見込みと言う報道がありましたね。


別の報道では、
米の小児心臓移植、日本人に高額請求
(2009年6月18日03時03分 読売新聞)

以下のようになっています。

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 今年3月には、医療機関へ事前に支払うデポジット
(前払い金)として、別の小児患者が4億円を求められた。
 値上げの理由について、医療機関は明らかにしていないが、
米国でも臓器不足は深刻なため、外国人の医療費を値上げすることで
自国の待機患者の不満を解消するなどの意図があるとみられる。

 4億円のデポジットを請求したのは西海岸の大学病院。
 デポジットは患者の医療費支払い能力を確認するため、
医療機関が請求する。
 額は医療機関の裁量で決まり、値上げ理由は示されないことが多い。
 安く済んだ場合、残金は返済されるが、追加請求される症例の方が多い。
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なにか、釈然としないものがあります。

受け入れないなら、受け入れないと宣言すべきではないかと
私などは思いますが、どうなんでしょうか?

本当にお金がかかったのなら仕方のないことですが、
そんなにかかるものなのでしょうか?

日本人が日本人を救えない話とは、別の問題として、
気になります。

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2009年6月25日 (木)

多系統萎縮症の突然死を目指した臨床study(Niigata MSA study)

多系統萎縮症の突然死を目指した臨床study(Niigata MSA study)
新潟大学脳研究所神経内科

詳細は、リンクを参照してください。

既にご存知の方も多いと思いますが、題記研究が
されていますので、参考にしてください。

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第6話:ペットロスは「気のせい」か?ペットラヴァーズの会に参加して

第6話:ペットロスは「気のせい」か?ペットラヴァーズの会に参加して
~ペットを看取るということ 天国の犬からの宿題~

今回は、第6話です。


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 多くの参加者は家族と生活している。
 にもかかわらずその悲しみや絆は、その人と
コンパニオン・アニマル固有のものであり、家族であっても
共有できない深みが見て取れた。
 私の場合は1人で暮らしていたから寂しさもひとしおだと
考えていたが、それが浅はかであったと理解した。

 心優しい友人からお悔やみを言われれば、元気な笑顔を
返してきたのである。
 「家族といっても、犬(猫、ウサギ、ハムスター…)のことなんだから、
分かってもらえないし」、自分自身「既に立ち直っている」と
思っていたのかもしれない。

 そんな複雑な感情や周囲の無理解を体験した傷、
大切な絆が彼らを成長させたということが、静かに伝わってきた。
 そのようなことに考えが至ると、涙を流すまいと決めていた
にもかかわらず、涙がひたひたと流れ出していた。
 そして、それは構えていた心を溶かす浄化の涙となっていた。

 テレビを見ていると、河川敷に住むホームレスの男性が
「この子がいるから生きている」と言っていた。
 「この子」とは、雑種の犬であった。
 その犬には首輪がつけられており、その男性に本当に大切に
されている様子が伝わってきた。
 ひとはひとりでは生きていけない。
 そして、自分だけのためにも生きていけないのだ。

 21世紀は様々な理由から「孤世帯」が増えていく。
 それにつれて家族の形態もさらに多種多様になっていく。
 それ故、愛するコンパニオン・アニマルとの絆の築き方、
そして別れにより自分自身の生き方が試される機会が
増えていくのではないだろうか。

 さらにそこには、これまでの「ペットロス症候群」という
精神疾患としての定義だけでは納まらない、「ペットロス」への
解釈が必要となってくるのではないだろうか。
 そしてそこで浮き彫りとなる問題点や解決方法が、
今まさに生まれつつあると実感しているのである。
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まさに天国の犬からの宿題ですね。

「人は、やはり、ひとりでは生きていけない。
自分だけのためにも生きていけないのだ。」

そう思いますし、そのものの為には、弱い人も、
強くなれるのだと思います。

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マウスのアルツハイマー病、カフェインで改善

マウスのアルツハイマー病、カフェインで改善
2009年6月22日18時12分 朝日新聞


>コーヒーなどに含まれるカフェインがアルツハイマー病の
>認知症状を改善するとともに、患者の脳に沈着する
>異常なたんぱく質が作られにくくすることを埼玉医大の
>森隆准教授ら日米のチームがマウスの実験で確認した。
>米医学誌「ジャーナル・オブ・アルツハイマーズ・ディジーズ」
>(電子版)で発表した。

人間で換算すると1日当たりコーヒー5杯に相当する
カフェインを水に混ぜて1カ月飲ませたらしいです。
いろいろ他にも、コーヒーの効能はあるようです。

知識として、もっておいても良いかと思います。
ご参考まで、

適度に飲むのであれば、良いということでしょうか?

関連記事です。
カフェインに、アルツハイマー病を遅らせる
可能性

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iPS細胞臨床応用へのロードマップ策定

【 2009年6月25日 iPS細胞臨床応用へのロードマップ策定 】
サイエンスポータル編集ニュース

詳細は、リンクを参照してください。

>研究分野を4つに大別し、それぞれ約10年後の到達目標を設定した。

とのことです。

iPS細胞研究の成果が少しでも早く臨床応用され、
難病に苦しむ世界中の患者の福音となるよう祈っています。

関連リンク
iPS細胞(人工多能性幹細胞)研究ロードマップの策定について
文部科学省 平成21年6年25日

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PEG化インターフェロン

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ
に下記情報がありましたので、載せておきます。

PEG化インターフェロン

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 米国のバイオジェン・アイデック社は、再発寛解型多発性硬化症に
対するPEG化インターフェロン・ベータ-1a(BIIB017)の第3相試験
(ADVANCE trial)を開始すると発表しました。

 インターフェロン・ベータは比較的不安定な蛋白質で、
経口投与ができない上に、頻回に注射をする必要があります。
 発売後10年以上経過しているアボネックス
(インターフェロン・ベータ-1a)は週に1回の筋注で、
隔日投与のベタフェロン(インターフェロン・ベータ-1b)と比較して
投与頻度が少ないことが利点でしたが、筋肉内に注射するため
長めの針を使用する必要がありました。

 バイオジェン・アイデックは、これまでのインターフェロン・ベータ-1aを
ポリエチレングリコール(PEG)と結合させ、体内での分解を抑制させることで、
2週ないしは4週に1度の皮下注でも同等以上の効果が得られることを
示しており、これまで以上にMS患者の自己注射の負担が軽減できる
としています。

 インターフェロンのPEG化はすでにC型肝炎に対する
インターフェロン・アルファですでに効果が実証されており、
PEG化インターフェロン・ベータ-1aが月に1~2回程度の皮下注で
アボネックスと同等の効果が得られるとすれば、first lineの治療として、
より導入しやすくなるのは間違いないでしょう。
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ちょっと朗報ですね。
期待しましょう。

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2009年6月22日 (月)

第10回 iPS細胞、待望の誕生-5 既に始まったiPS細胞の利用

第10回 iPS細胞、待望の誕生-5 既に始まったiPS細胞の利用

科学技術振興機構のiPS Trendというコーナーの記事です。
詳細は、リンクを見てください。

今回は、iPS細胞を用いた創薬研究についての話です。

患者に負担をかけることなく、創薬の開発が出来るという
利点があるということですね。

>2009年2月、東京医科歯科大学の安田賢二教授は、
>iPS細胞を使って新薬の候補となる物質が心臓へ与える副作用を
>正確かつ素早く検査する方法を開発した

とのことです。

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聖マリアンナ医大、人間の上皮幹細胞用い脊髄損傷したラットの歩行回復

聖マリアンナ医大、人間の上皮幹細胞用い脊髄損傷したラットの歩行回復

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 聖マリアンナ医科大学の井上肇准教授、武永美津子准教授らは、
人間の上皮幹細胞を用い、脊髄(せきずい)を損傷したラットを
歩行できるまで回復させることに成功した。
 脊髄を傷つけてから8日後に、培養した上皮幹細胞を損傷個所に
投与したところ、投与後約1週間でおぼつかないながらも歩ける
ようになった。
 今回の成果により、中枢神経再生への新たなアプローチが切り開かれた。
 脊髄を傷つけたラット5匹に対し、細胞数を調整した溶剤を投与した。
 その2日後から運動機能の改善を確認。
 さらに、投与してから1週間後には、何も治療をしなかったラットと比べ、
5匹すべてにおいて有意に運動機能の回復が見られた。
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日刊工業新聞 Business Line(掲載日 2009年06月19日)


素晴らしいです。
この種の疾患については、かなり有効な治療法になりそうですね。
再生医療もかなり、臨床応用の世界に近づいてきました。

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ドクターヘリの導入で会社悲鳴、運航費持ち出し

ドクターヘリの導入で会社悲鳴、運航費持ち出し
国想定240回、実態はそれ以上…補助金で賄えず
(2009年6月21日 読売新聞)

詳細は、リンクを見てください。

>医師を乗せて事故や災害の現場に急行する「ドクターヘリ」を
>導入している全国18の病院のうち、12病院で国が想定する
>出動回数を大幅に上回り、公的な補助金だけでは
>運航費をまかなえていないことがわかった。

大問題です。

直ちに手を打って欲しい。
緊急事態です。
せっかくのドクターヘリが無くなります。
優先順位は高い!

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ESAの宇宙望遠鏡「ハーシェル」がとらえた渦巻銀河M51

ESAの宇宙望遠鏡「ハーシェル」がとらえた渦巻銀河M51
2009年06月22日 10:56 発信地:パリ/フランス

AFP BBNews

赤外線望遠鏡のようです。

綺麗ですね。

今までは、米国のハッブル宇宙望遠鏡が有名ですが、
これ以外にチャンドラX線観測衛星等があります。
日本は、ハワイにあるスバル望遠鏡ですね。

いろいろ見えて、私には興味深いです。

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2009年6月20日 (土)

迷った時には決断お助けサイトHunchに聞こう、米国

迷った時には決断お助けサイトHunchに聞こう、米国
2009年06月19日 19:27 発信地:サンフランシスコ/米国

AFP BBNews


>【6月19日 AFP】恋人と別れるべきか、新車はどの車を買うべきか
>といった人生の選択を迫られたとき、米国のオンラインサービス
>Hunch.comが、最良の決断を示してくれる。

>「決断が必要なとき、人びとはこれまで、コイン投げや
>占いなどに頼るか、できるだけ決断を先延ばしにしてきたりしたが、
>これからは、Hunchがある」と、開発チームは胸をはる。 


便利は、便利だけれど、
こんなことで良いんですか?

コイン投げに比べれば良いとは思うけど、
何か情けない気がするな~

とは言うけれど、利用するかもしれない。(笑)
日本でのサービスは、まだかな?。。。。

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恐るべしブラックバス 2週間で池の生物3分の1食べる

恐るべしブラックバス 2週間で池の生物3分の1食べる
朝日新聞 2009年6月20日7時50分

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 生態系に悪影響を与える特定外来生物に指定されている
ブラックバスが、短期間でため池の水生生物を大量に捕食
してしまうという調査結果を、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団
(栗原市)と宮城大食産業学部農村生態工学研究室がまとめた。
 水槽ではなく野外でこのようなデータが得られたのは
全国でも初という。

 同財団の藤本泰文研究員は「バスが短期間侵入しただけで
他の生物を全滅させる恐れがあり、さらに駆除に力を注ぐ必要が
ある」と話している。
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すごい食欲ですね。
外来生物を甘く見てはいけません。

特定外来生物の影響がどの位あるのか、
しっかりした調査が必要なようです。

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xDカードがなくなる?

xDカードがなくなる? オリンパスと富士の方針転換に不安の声
日経トレンディ 2009年06月18日

いつも思うのですが、メーカーは本当にユーザの利便性を
考慮してくれているのでしょうか?

携帯用メモリカードにしても同じです。

さっさと統一して貰いたい!

使えなくなるメモリカードが増えてしまいます。
現に、私も、何枚か持ってます。
資源の無駄遣いではないですか?

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月探査機「かぐや」ラストショット 落下しながら撮影

月探査機「かぐや」ラストショット 落下しながら撮影
2009年6月19日20時45分
 朝日新聞

ラストショットです。残念ですね。

関係者の皆様ご苦労様でした。

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性急な提供…悔い残る

子どもの臓器移植 性急な提供…悔い残る
(2009年6月12日 読売新聞)

>杉本さんは、奇跡を祈りながらも、我が子が脳死状態に
>あることを理解した。
>人工呼吸器が外されてから、心臓停止後に腎臓が摘出される
>までを見守った。

>しかし、杉本さんは10年以上たち、「あの決断は息子本人の
>ためではなく、親の癒やしでしかなかったのではないか」と
>悩み始めた。

>幼かった息子と脳死や臓器提供について話し合ったことがない。
>「子ども自身の考えを聞き、家庭で生死について話し合う
>努力が必要だ」。
>96年にカナダへ留学、北欧の病院を視察し、そう考える
>ようになった。

>人工呼吸器をつけた子どもの面会が制限されず、
>家族が最期の時まで抱きしめていられる病室。
>集中治療室のそばにずらりと並ぶ親が泊まり込むための個室。

>親子の気持ちに寄り添った医療環境に触れて驚いた。
>日本で治療を受けた自分たち家族は
>「脳死は人の死だから治療打ち切りは仕方ない」
>という押しつけられた医療の中で、ゆっくり死を
>受け入れるための時間もなかった。

>杉本さん自身、医師として臓器移植で子どもたちが
>助かってほしいと思う。
>ただし、「精神的に参っている家族は、
>自分たちが救われるために『死んでも人を助ける』
>という臓器提供の物語に簡単にはまる」と指摘。
>「十分に看取(みと)り、納得した上の決断でなければ、
>後悔することになりかねない」と話している。


臓器移植法案の審議では、
日本人が日本人を救えない現実を見つめるとともに、

さらに一歩を進め、本当に根付く為には、
こういうことも、しっかり考慮されなくては
いけないことだと思います。

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2009年6月19日 (金)

ヘルシンキ大、パーキンソン病治療を神経成長因子で実験

海外技術/ヘルシンキ大、パーキンソン病治療を神経成長因子で実験
日刊工業新聞Business Line(掲載日 2009年06月18日)


>パーキンソン病モデルのマウスなどを対象とした実験では、
>一定の症状回復が見られている。

>今回、サールマ所長らは、より人間に近いサルの仲間である
>コモンマーモセットを使い、データを集める。
>ドイツの研究機関と連携。


異常なドーパミン分泌細胞はそのままにしておいて
新しい神経を成長させて、なおしてしまおうということで
しょうか? それとも、神経成長因子が異常な細胞を
正常にしてしまうということなのでしょうか?

マウスなどでは回復が見られているよう
ですから、期待は持てそうですが?

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人種におけるMS発症リスク

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ
に下記情報がありましたので、載せておきます。

人種におけるMS発症リスク


>これまでのいくつかの遺伝的解析からも示唆されているように、
>MSの疾患感受性のいくつかは白人の女性特有のものである
>可能性があることがわかりました。
>日本人にMSの家族歴が少ないのは、やはり人種的な要因が
>大きいように思われます。

やはり、遺伝要因がかなり比重をしめているということですね。

MSに関する疾患感受性遺伝子の研究は、最近進んできている
ようですので、期待してます。

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2009年6月17日 (水)

第5話:犬は家族? それとも? ペットに10万円かける女たち

第5話:犬は家族? それとも? ペットに10万円かける女たち
~ペットを看取るということ 天国の犬からの宿題~


今回は、第5話です。

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 いくつになっても、自己分析は難しいものである。
 しかし「自分取り扱い説明書」と問われて最初に浮かぶ答えは、
「楽天家」である。
 先のことはできるだけ思い煩わず、直感に従って行動できるように
努力をしているつもりである。

 ところがピピと出会った1997年7月以来、私は先の不安を
感じるようになっていた。
 前回書いたように、ピピが当初より病気がちだったということも一因だった。
 しかし私が何よりも恐れたことは、「喪失」だった。

 そしてそれに比例して、私の中のピピを喪失することへの、
理を超えた恐怖心は増大した。

 そこで私がしたことは、まだ生後6カ月であるにもかかわらず、
「ペットロス・カウンセラー」の情報収集をすることだった。
 1998年当時、まだ耳新しかったその言葉は、ペットを失ってうつ状態に
なった人を助けるための心理療法と考えられていた。

 私はペットとの突然の別れ、そして自身が立ち直れずに仕事が
できなくなることを心底恐れていたのだった。
 「その時」に備えて、多くの記事の切り抜きを集めてファイルし、
私はやっと安心できたのである。
 しかし、実際直面した出来事は、それらの準備が手助けとなって
コントロールできるようなものでは、到底なかった。
 昨年12月27日にピピに旅立たれて以来、私はファイルした切り抜きを見る
ことさえできないほど、打ちのめされていたのだった。

 人はなぜ、それほどまでにコンパニオン・アニマルに深い愛着
(アタッチメント)を持つのだろうか。
 それとも私だけが、小さな命に固執しすぎているのだろうか。

 この調査で「ペットの存在は自分の命に代わるもの」という回答が
あるのを知り、私は2つの思いに包まれた。


 写真を見るたびに、ピピの姿が浮かぶ
 1つは、コンパニオン・ドッグとの強い「情緒的結びつき」があるのは、
私だけではないのだ、という安堵感。
 そしてもう1つは「私とピピが築いた絆は、他の誰よりも特別
で強いもので、簡単に言葉で表せるようなものではない」という誇りである。

 ただ、後者の思いがあるが故に、喪失感はどこまでも深くなるのである。
 一方その誇りを矜持とすべく、グリーフィング・プロセス
(悲しみを癒やすプロセス)の時に、最初に見舞われる純粋な悲しみに
蓋をしてきたのかもしれないと半年を経た今になって思う。

 「ピピが病気になってからは、看病も、私にできることは
すべてさせてもらい、自宅で看取ることができた。
 そこから学んだことを、微力ながら社会に還元することが
天国に行ったピピからの宿題なのだろう」

 数カ月前を振り返ると、悲しみに浸るよりもそんな使命感が、
私を支えていたような気がする。
 涙が押し寄せるたび、そのことを自分に言い聞かせ、
気丈に前へ進もうとしていた。
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同じ思いです。


>「おじいちゃん、おばあちゃんと一緒の写真。
>こっちは犬と子どもと一緒の写真。両方家族ですって。
>おばあちゃんは犬と同じか。
>こんなふざけた話がどこにあるんだとやりあった」
>という麻生首相の発言が物議を醸した。


こんな単純な話ではないと思います。

人によって考えは、違って良いはず。
動物だから、ペットだから人より下?
共に愛する存在と考えるのは、おかしいですか?

このことは、熟慮すべきことがらのように思えます。

人の心は、複雑なのです。

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「水を入れると発電開始」という超小型燃料電池、実用化へ

「水を入れると発電開始」という超小型燃料電池、実用化へ


>京都のベンチャー企業、アクアフェアリーが開発した、
>水から直接電力を取り出せる燃料電池が来春、コンビニで販売されるそうです。
>価格は「高校生がお小遣いで買える程度」とのことですが、
>一体どんな触媒を使っているのでしょうか?

携帯機器の充電用で、5千円程度で購入できるようです。
ランニングコストはどの程度になるのかな?
安くないと意味がないような?

何回くらい繰り返して使えるのか、水素発生剤のコストは?
など、良くわからないところが多々あります。

でも、面白そうですね。
燃料電池がこんなに安い値段ででてくるとは、驚きです。

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かぐや、月面に散る

かぐや、月面に散る


>本日午前3時25分、月周回衛星「かぐや(SELENE)」が月面に落下し、
>そのミッションを完了した(JAXAのSELENE通信、毎日新聞の記事)。
>かぐやに搭載されていた、約41万人分の名前やメッセージを印刷した
>フィルムは無事月面に届いたとのこと。


打ち上げから1年9か月にも渡るミッション、お疲れ様でした。

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2009年6月16日 (火)

ミツバチの不足問題で初の有識者会議 農水省

ミツバチの不足問題で初の有識者会議 農水省
(情報提供:エコノミックニュース 編集:福角忠夫)

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 農水省が花粉交配用ミツバチの不足について
今春に産地への緊急影響調査を行ったところによると、
20都道府県で影響が出たことが分かっている。
 また、不足により16都道府県から1反(10アール)あたり
2000円から1万円のコストアップを招いたとの報告が入っていた。
 受粉がうまくいかずに奇形のイチゴが出来たという
報告も入っていた。
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大変ですね。
ご参考情報です。

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診療看護師:NP(ナースプラクティショナー)

6/12 クローズアップ現代 NHK
"診療看護師":NP(ナースプラクティショナー)

上記番組を見ての感想です。

米国では、40年前に導入され、現在14万人もいるそうです。

米国のある病院で、20年前、導入する目的で、
データをとったところ、

・病状の緻密さ 78% → 98%
・処置の丁寧さ 74% → 97%
・患者への指導のきめ細かさ 69% → 98%
というデータがとれた。
さらに患者の入院日数も短縮できたそうです。

患者にとって良い制度のように思えました。

現在も、どこまで役割を担ってもらうのか?
安全性を担保する議論が続いていると言う。


一方、日本では、

大分岡病院がNP医療特区を申請したが、拒否された
そうです。安全性が担保できないからという理由で、

でも、大分岡病院は医療の質向上の為には必要なことなので、
諦めないで、何度でも出すと言っていました。

私もそうすべきと思います。

現在の医療の状況は、崩壊寸前です。
どう改善しようとしているのでしょうか?
医師を増やすのが一番でしょうが、それだけで、
良いのでしょうか?
緊急の課題のはず。

世界に前例がないのならいざしらず、前例があり、
効果があることが、実証されているのに、
何故、試すことすら認めようとしないのか?
理解に苦しみます。

まず、一歩を進めること、これなくして、何もできません。

「患者の為に」ということをどうとらえているのでしょうか?
「患者の安全性」というけれど、今の状態を放置しておいては、
「患者の安全性」どころか命さえ、危ういと言わざるを得ない
状態ではないのでしょうか?

患者の安全性の担保の為の議論は、米国ですら、
未だに、議論されているのです。

まず、一歩を進めるべきではないでしょうか?

患者にとって現状が少しでも早く、良くなるように!
医療の質のさらなる向上の為に!

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2009年6月13日 (土)

「全盲の」はいらないに同感

朝日新聞朝刊の「声」欄に題記の
文が載っていました。2009/6/13

バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した
辻井さんの記事に関する「声」です。

私も同感です。

「天声人語」欄にも同様内容の文があったそうです。

「全盲の」と前置きすることにどういう意味
があるのでしょか? いらないと思います。

全盲と言うハンディを背負ったとたんに、
絶対にピアニストとして、ましてプロとして
やっていけることなどあり得ないことだ。
決まっていることなのだ!
と言う暗黙の前提があるように思えます。

そのことが覆されたので、
あり得ないことが起こったので、
前置きをつけた。
ということでしょうか?

考えすぎでしょうか?

「全盲の人である」という色眼鏡で見てはいませんか?

何が大切なことなのでしょうか?
何を一番に報道すべきなのでしょうか?

まず、一人の人として、コンクールに優勝した。
そのことを素直に祝ってあげるべきではないで
しょうか?
その将来に期待していると、
そして、最後に、こういう個性の持ち主なのだと、
報道すれば良い。

まず、人がいます。
その人には個性があります。人それぞれ違います。
その違いをいちいち強調しますか?
ハンディも個性のはず。
個性を強調することにどういう意味があるので
しょうか? 

差別と感じてしまいます。

人を尊重してください。
人を見てください。
ハンディがあるということだけで、就職の書類選考から
はねられてしまう現実があります。

その延長にあることのように思えます。

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2009年6月12日 (金)

いずこも同じ成熟国の悩み?

【2009年6月10日 いずこも同じ成熟国の悩み? 】

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 これらを読む限り、若者の理科離れや社会人の科学リテラシー低下の
理由は、学校で理科が不得手だからそうなったというだけでは説明
できないようにみえる。

 科学を一生懸命勉強しても自分の人生設計にそれほど役立つとは思えない。
 科学技術は社会のありように決定的な役割を果たしていない。
 必要だけど一部の“専門家”に任せれば済む程度のこと。
 このように考える成績優良者が少なくないということではないだろうか。

 科学技術、あるいは科学的精神が社会の健全化、安定化、発展に
欠かせない基盤の一つになっている。
 こうした現実を理解させることは、簡単な話ではないのだろう。

 「科学技術の問題というのは、実は科学技術にとどまらないで、
日本人がどう生きていくかということでもある」(阿部博之氏)というのは、
日本に限らず、成熟した国家に突きつけられている共通の課題
ということだろうか。
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上記以外にも、いろいろ気になる内容が書かれています。
真剣に議論し、対処すべき内容のように思えます。

共通と言えばそうですが、日本にはその傾向が顕著のような?

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東工大、ips細胞の高効率培養に成功-増殖速度2倍に

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 東京工業大学の赤池敏宏教授らは、iPS細胞(万能細胞)を
高速・安全に培養することに成功した。
 直径数マイクロメートル(マイクロは100万分の1)ほどの
繊維上に人工たんぱく質の培地を分散させ培養した。
 ゼラチンやコラーゲン上で細胞培養する従来法に比べ増殖速度が
2倍になる。
 変異なく繰り返し分裂、細胞を傷めず回収できる。
 「国際ナノファイバーシンポジウム2009」で19日に成果を発表する。

 iPS細胞を再生医療に応用するには、質の良い細胞を高効率で
培養する技術が不可欠とされていた。
 ヒト由来細胞への応用も期待できる。
 移植用の組織や臓器のほか、創薬研究などへの利用を目指す。

 赤池教授らはES細胞(胚性幹細胞)の増殖法の研究を
進めてきた。
 今回、iPS細胞に応用できることを確かめた。
 京都大学の山中伸弥教授が開発したマウス由来の
iPS細胞を使い、10回以上の分裂に成功した。

(日刊工業新聞Business Line 掲載日 2009年06月11日)
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進歩、進歩、一歩前進。

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2009年6月11日 (木)

evidence-based medicine

evidence-based medicineと言われるようになってから
ずいぶん時間が経ったような気がしますが、
実際の所、どの位の病院で、どの位の医師が
意識して治療に当たってくれているのか?

疑問に感じる時があります。

evidence-based medicine:根拠に基づいた医療

については、上記のリンク

関連して、標準治療については、
特定非営利活動法人 標準医療情報センター
を見てください。

まだまだ未整備だと思います。

ご参考です。

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国際コンクール優勝・辻井さん

バン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝
おめでとうございます。

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辻井さんは、「鍵盤に触っている時が一番機嫌が
良かったそうです」

音楽に対する感性が豊かだったのでしょう。

才能にも、すばらしい両親にも、めぐまれました。


それまでクリスマスの季節が来るたび、いつ子さんは、
「この子には一生この光が見えないのか」
と悲嘆に暮れた時がありました。

でも、小品を作曲するようになり、その小品から
風や水の感触が、豊かな色彩を伴って感じられたそうです。
その時、このささやかな小品が、いつ子さんの絶望を
希望に変えました。

辻井さんは、
「花火に行っても、心の中で色とりどりの花火が開く。
母のおかげで、何でも心の目で見られるようになった。
不自由はありません」
と言っています。

心の目では、どう見えるのでしょうか?
きっと、私たちが目で見ているものより、もっと綺麗で
美しいのかも知れません。


辻井さんは、今回のコンクールではベートーベンが
聴覚を失ってから書いたソナタ「ハンマークラビーア」を
自ら選び、奏でました。

「障害を乗り越えてこんな素晴らしい作品を
書いたベートーベンに、どうしても挑んでみたかった」と、


そして、将来については、

「夢はモーツアルトやショピンのように、みんなに広く愛され、
引き継がれる曲を書くことです」

今度立ち向かうのは「ハンディではなく、偉大な作曲家達です」
と言っています。

すばらしいですね。
一人の演奏家として、挑戦してください。
応援したいと心から思います。

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(2009/06/11 朝日新聞朝刊 吉田純子記事より)

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2009年6月10日 (水)

脳梗塞 血栓溶解療法 実施に差

脳梗塞 血栓溶解療法 実施に差
(2009年6月7日 読売新聞)


>t―PAは血栓を溶かす薬剤で、腕の静脈から点滴する。
>治療を受けた患者の4割程度で、3か月後にほぼ後遺症がなく
>回復するとされている。


>一覧表には、各病院のt―PA治療実施数を示した。
>脳梗塞患者数に対する実施率は平均で4%。
>5%未満の施設は269施設、5~10%が119施設、
>10%以上が27施設だった。
>一方、実施数がゼロの施設も46か所あり、医療機関によって差があった。


t―PAが脳梗塞に極めて有効という話は、ニュースなどで、
聞いていたが、3時間以内の使用という制限があるにしても、
こんなに実施数が少ないとは、残念です。


>聖マリアンナ医大(川崎市)神経内科教授の長谷川泰弘さんは
>「救急隊との連携体制など地域全体の取り組みが問われる。
>治療の効果などを検証し、結果を公表する仕組みを早急に作る
>必要がある」としている。


同感ですが、実施の主体は、どこにあるのでしょう?

地方自治体が動けと言っているのかな?

最初に動くべきは、問題だと思っている人ですね。
影響力のある人。

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アルツハイマー病関連のたんぱく質、阪大グループ発見

アルツハイマー病関連のたんぱく質、阪大グループ発見

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 アルツハイマー病に関係するとみられるたんぱく質を、
大阪大の研究グループが新たに見つけた。
 このたんぱく質の量の変化を調べることで、早期診断に利用できる
可能性があるという。
 欧州分子生物学機構の学術誌(電子版)で10日発表する。

 脳神経細胞が死んでいくアルツハイマー病は、体内で
「アミロイドβ(ベータ)」というたんぱく質が増えて、
脳に老人斑と呼ばれる特徴的な染みをつくる。
 脳を守る脳脊髄(せきずい)液などからこのたんぱく質の量の
変化を調べ、診断につなげる研究が進んでいる。
 だが、多くが脳に蓄積されてしまうアミロイドβは、
特に初期段階では量の変化がわかりにくく、病気の早期発見が
難しいことが課題だった。

 阪大の大河内正康講師(精神医学)らは、脳に蓄積しない性質を持つ
「APL1β」というたんぱく質が、患者の脳脊髄液にあるのを発見した。
 このたんぱく質の増加と病気の進行度が一致していることもわかった。
 さらに追跡調査で、このたんぱく質は発症の少なくとも2~3年前から
増え始めることも突き止めた。
 これを目印にすれば、アルツハイマー病の早期診断に使える
可能性があるという。
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>診断自体はすでに実用化できるレベルにある。
>早期診断が実現すれば、将来アルツハイマー病になるのを防いだり、
>遅らせたりする治療法の開発にもつながるはずだ。

とのことですので、期待しましょう。

早期発見ができず、みすみす進行させてしまった事例は多い。
というのが実情ではないでしょうか?

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ついに新登場 iPhone 3G S

iPhoneのご紹介。

もっとも、私は、買うかどうかは不明。
ご参考情報です。

これが、最も速く、パワフルなiPhone。
6月26日 発売。

詳しくはこちら

良さそうですね。

どうして、日本のメーカーはこういう携帯を出して
くれないのか?

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第4話:「ダメ飼い主はいても、ダメ犬はいない」。犬に“しつけられた”私

第4話:「ダメ飼い主はいても、ダメ犬はいない」。犬に“しつけられた”私
~ペットを看取るということ 天国の犬からの宿題~

今回は、第4話です。


>初日から体が弱く、看病と愛情を一身に受けてしまったためか、
>自分を人間だと思い込んでいるのか、ピピは他の犬には興味のない
>犬に育っていった。


私の家の犬と同じ。
どこか飼い方に間違いがあるのだと思う。


>しかし、私には夢があった。
>それはピピをセラピー・ドッグにすることだった。
>病気やけが、精神的な痛手を受けた人の不安を和らげ、
>心と体を癒やすお手伝いをする訓練された犬である。

>例えば高齢者がいる施設などを訪問し、ふさぎ込んでいる方々が
>その小さな温もりを膝に抱き上げることで、犬にまつわるかつての
>記憶がよみがえったり、無表情だった顔に微笑みが浮かんだりする。
>触れられるのが好きなピピにとって、それは「犬道」を全うする
>素晴らしい役目に思えたのだ。


素晴らしいことですね。


そこで、
>家庭教師を依頼した目的は2つ。
>(1)誰がどう触れようとも、吠えないようにすること
>(2)他の犬とも遊べる社会性を身につけること

>しかし訓練終了後、この状態は日を追って元に戻ってしまった。
>犬は相手を瞬時に見抜くという。
>強いボスつまり訓練士には従うが、私になった途端、
>がまんする行為はピピにとっては意味がなくなったのだ。


>それから2年ほど経て、書店では必ず立ち寄ることに
>なっているペットコーナーで『やっぱりワンちゃんと一緒が楽しい』
>(三好春奈著、エクスナレッジ)という本を手にした。
>パラパラとめくるうちに、著者の生き方に惹かれ一気に読み進んだ。
>そこには、人づき合いにストレスを感じ競馬場の厩務員へと転職し、
>その後コンパニオン・アニマル・アドバイザーになった女性の
>体験と犬のしつけが書かれていた。

>三好さんから電話できめ細かい助言を与えられた私は、
>30分後には「トレーニングをお願いします」と言っていた。

>そうして2002年5月12日、再びピピのしつけが開始された。
>月に1度ほど、6回にわたる自宅での指導であった。

>開口一番、三好さんが言ったことは、「しつけが入りにくいかどうかの
>程度の差はあっても、ダメな犬というのはいません。
>でも、ダメな飼い主はいます」ということだった。


耳が痛いです。
多分、ダメな飼い主なのかも?


>驚いたことに、トレーニング時間の9割は私への「しつけ」なのである。
>「常に整合性を持ってコマンド(指示)を与えているか」
>「キチンとタイミングを見極めて褒めているか」。

>トレーニングを開始して半年後、卒業証書を手にする著者と5歳のピピ
>つまり、オーナーの目配りがあればどんな犬も
>「よい犬」になるということだった。


そうなんだ!


>私は何年もかけて毎日少しずつ、ピピにトレーニングされていったのである。

>そんな時、私の「コンパニオン(相棒)」は
>「マスター(主人)」になるのである。

>結局のところ、ピピにとってはTender Loving Care
>(やさしく愛情を持って気遣う)が一番のご馳走であり、
>生きる糧なのだった。


学ばされます。

このことは、誰にとっても大切なことと思います。
「Tender Loving Care」

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2009年6月 9日 (火)

経頭蓋磁気刺激法

経頭蓋磁気刺激法について検索してみました。

まず、Wikipedia

経頭蓋磁気刺激法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


次にgoogleの検索から、2つ。


脊髄小脳変性症における経頭蓋反復磁気刺激療法(第 5 報)


脊髄小脳変性症における経頭蓋反復磁気刺激療法(第 6 報)


第 5 報に、我々の研究でも、rTMSは脊髄小脳変性症に有効であり、
作用機序として酸化的ストレスの軽減と小脳血流量の増加が
関与することが示唆された。

とのことですので、有効なのでしょう。
適用可能かどうか、その効果など、場合によって、
主治医と相談されると良いかもしれません。

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他者を思いやる行動を生み出すホルモン「プロゲステロン」

他者を思いやる行動を生み出すホルモン「プロゲステロン」

>人間の社会的行動と生物学的メカニズムの関係を結びつける
>ことは非常に重要な研究であるが、Brownによると今回の発見は、
>子どもや病人に対して手をさしのべる「利他主義」に対して、
>ホルモン機構という観点から説明を与えることができる重要な
>基礎となるものである

ということです。
他者との親密な交流が必要ということでしょうか?
やはり孤独は、いけませんね。

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抗アクアポリン4(AQP4)抗体の存在意義

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ
に下記情報がありましたので、載せておきます。


抗アクアポリン4(AQP4)抗体の存在意義

>抗AQP4抗体が、NMOの発症によって2次的に生み出されたもの
>ではものではなく、発症そのものに関わっている可能性を強く
>示唆しています。
>また、抗AQP4抗体が陽性であっても、それだけではNMOを発症せず、
>発症や再発には別の要因が加わることが必要であることが示唆されました。

(AQP4)抗体の存在意義 が少し見えてきましたね。

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視神経脊髄炎(NMO)の脳梁病変

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ
に下記情報がありましたので、載せておきます。


視神経脊髄炎(NMO)の脳梁病変

>NMOの脳梁病変の特徴がMSとは違うことが明らかになってきました。

とのことです。
NMOとMSは明らかに違う疾患だということがますます
明確になってきました。

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2009年6月 8日 (月)

脊髄小脳変性症治療薬KPS-0373の治験情報

キッセイ薬品工業が脊髄小脳変性症治療薬KPS-0373の治験を進行中で、
塩野義製薬から導入し、フェーズ2試験が2009年中に終了する見込みで、
その結果が良好な場合、ピーク時50億円? 100億円程度を期待する
新薬候補になるとのニュースがありました。
[NSJショートライブ 2009年6月5日 14時44分 更新]


キッセイ薬品工業からの情報では、下記内容のようです。
------------------------------
KPS-0373
脊髄小脳変性症
〔甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン誘導体〕
(塩野義製薬から導入)
-----------------------------

この内容から見ると、残念ながら、現在存在する適応薬であるヒルトニン、
セレジストと比べて画期的なものとは思われません。

やはり、群馬大学の平井教授が進めておられる遺伝子治療が
根本治療であり、期待されるものと思われます。
但し、適用は、SCA3などの遺伝子病です。
いわゆるポリグルタミン病に対するものですね。

なんでも良いから、良い薬がでないかな~

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2009年6月 5日 (金)

重粒子線が生成する活性酸素の可視化に成功

重粒子線が生成する活性酸素の可視化に成功
~MRIによる画像化~

平成21年6月4日
独立行政法人 放射線医学総合研究所

---------------------------------------
 本研究では、活性酸素を捉える薬剤「ニトロキシルラジカル」を
人体の生体組織に近いゼラチンで固めた試料に重粒子線を照射し、
高磁場MRI装置により測定して、活性酸素が発生している場所の
画像化に成功しました。

 活性酸素の発生部位とその量が可視化できたことにより、
放射線治療において、がん組織以外の正常組織を抗酸化剤※5により
計画的に保護できる可能性が得られました。
 放医研では、この成果を活用して重粒子線治療を高度化し、
これまで以上にきめ細かい重粒子がん治療の実現を目指します。

 本研究の成果は、米国磁気共鳴医学会の科学雑誌
『Magnetic Resonance in Medicine』5月号に掲載されています。
---------------------------------------

重粒子線によるガン治療は、従来手術ができなかった
場所にあるガン治療を可能にしたり、威力を発揮して
きましたが、これにより、さらによい治療成績が得られる
ようになると思われます。

期待しています。

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5年以内に移植用「iPS細胞バンク」 山中教授が構想

---------------------------------------
 京都大学の山中伸弥教授は4日、新型の万能細胞(iPS細胞)を
再生医療などに使うため、移植用の細胞をあらかじめ蓄積しておく
「iPS細胞バンク」を、5年以内に京都大に整備する構想を
明らかにした。
 東京都内で開かれた講演会で話した。

 構想では、健康な人から皮膚細胞などを提供してもらい、
あらかじめ約50種類のiPS細胞を準備、再生医療や臨床研究に
迅速に利用できるように備える。
 50種類の細胞を用意しておけば、日本人の9割が拒絶反応を
心配せずに移植治療を受けられることがわかっている。

 iPS細胞にかかわる研究や実用化の分野は、
1件当たり数億~数百億が見込まれる政府の最先端研究助成の
有力候補といわれている。(林義則)
---------------------------------------
2009年6月4日23時8分 朝日新聞

素晴らしいです。
本当に5年以内に移植用「iPS細胞バンク」ができたら
良いですね。

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2009年6月 4日 (木)

小児の脳死判定「経験を積めば高い確率で可能」

小児の脳死判定「経験を積めば高い確率で可能」
更新:2009/06/04 13:15   キャリアブレイン

難しい問題ですか、逃げずにしっかり議論してください。
感情論は、駄目です。


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臓器移植法改正をめぐる議論が国会でも進む中、臓器移植法改正案の
「A案」を支持する議員らが6月3日に開いた勉強会で、
米国の小児集中治療専門医の資格を持つ、静岡県立こども病院の

植田育也・小児集中治療センター長は、米国での小児の脳死判定について紹介し、
経験を積めば、高い確率で小児の脳死の診断が可能」と述べた。

また植田センター長は、小児の脳死判定など小児医療の充実のためには、
小児集中治療室(PICU)の整備や専門医の養成が重要
だと強調した。


延命治療を続けることで、患者の体に大きな負担を掛けることは
「(米国では)倫理的ではないと思われている」

---------------------------------------

私は、脳死は人の死だと思います。但し、
脳死を正しく判定出来る環境と基準は無くてはならないし、
(日本は、まだまだこの環境というものが出来ていないのでは?
 早急に環境を整えないと、法律が出来たところで結局何も進まないと
 思われます。)
定期的に見直す必要があると思います。
医療は、進歩しますから、

また、延命治療を必要以上に続けることは、患者にとって
大きな負担になると、私も思います。
米国の考えかたに賛成です。

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AQUA'09~惑星(ほし)に還ろう~「かぐや」が見た月と音楽の協演 [HD]

AQUA'09~惑星(ほし)に還ろう~「かぐや」が見た月と音楽の協演 [HD]
ピアノの音がきれいですね。


あと少しです。
11日午前3時半頃月に落下する予定です。
(落下する直前までデータを送り続ける予定)


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あと2つ最新映像を紹介しておきます。


「かぐや」HDTVによるアントニアジ [HD]


かぐや」HDTVによる低高度(近月点)撮影 [HD]

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2009年6月 3日 (水)

マイホーム競売最多 不況で返済行き詰る 旧公庫08年

マイホーム競売最多 不況で返済行き詰る 旧公庫08年
2009年6月3日5時0分 朝日新聞

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 不況のため住宅ローンの返済に行き詰まり、マイホームを競売で
失う人が増えている。
 住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が08年度に競売にかけた住宅は
記録のある02年度以降で最多となり、東京、大阪、名古屋の各地裁の
競売件数も急増。
 夏のボーナス大幅カットでローン破綻(はたん)が続出する
「6月危機説」もささやかれている。

 住宅金融支援機構が朝日新聞の取材に対して明らかにした
08年度の競売件数は、前年度より35%多い1万6577件だった。
 とくに昨秋から競売件数は急増し、今年3月には昨年9月の約2倍の
1830件になった。不況で収入が大きく減ったり、勤務先の倒産で
失業したりした借り手が増えたためとみられる。
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本当に大変ですね。
どうにかならないのでしょうか?

せっかく夢のマイホームを手に入れたのに、
あまりに切ない話です。
一生懸命働いてきたのに、どうして?
誰のせい? って言いたくなります。


前にこういう記事を載せました。
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日本の住宅ローンは世界から見れば変則です
(投資せずに貯蓄に走る国民性の根本原因がこれ)

世界は、ノンリコースローンが主流のようです。
ノンリコースローンとは、

>借り主の責任が限定されるノンリコースローン
>ノンリコースについて説明いたしましょう。
>少々乱暴に言えば、住宅ローンの月々の支払いが滞り、
>支払い不能に陥った場合、住宅をローン会社に譲り渡し、
>返済を止めてしまえば、ローン残高を支払うことなく、
>ひとまず一件落着となる、ということです。
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日本もこういう制度にならないのでしょうか?

今後に向けて、長期的な対策は?

政府は、相変わらず、短期的な特例措置のみ。
やりきれない話が多すぎる。

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細胞修復しiPS作製 遺伝病患者の治療に道

細胞修復しiPS作製 遺伝病患者の治療に道

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血液に異常が起きる遺伝性疾患の患者から皮膚などの細胞を採取し、
病気の原因遺伝子を修復、それを基に新型万能細胞(iPS細胞)を作製し、
血液をつくる正常な細胞に分化させることに成功したと、米ソーク研究所などが
31日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 患者の細胞を基に作ったiPS細胞は、拒絶反応がない治療に
つながると期待されるが、遺伝子の異常が残ったままでは病気が再発する
恐れがあった。今回の方法は、新たな治療に道を開く可能性がある。

 研究したのは、遺伝子に異常があり、多くの場合は小児に発生する
「ファンコニ貧血」の患者の細胞。研究チームは細胞の遺伝子を正常にした後、
京都大の山中伸弥教授が開発した手法でiPS細胞を作製。
分化する能力は、健康な人から作ったiPS細胞とほぼ同じだった。

 これを赤血球や骨髄の基になる造血前駆細胞に分化させることに成功。
この細胞にファンコニ貧血を起こす異常はなくなっていることを確認した。

 患者の細胞は遺伝情報が不安定になっており、従来はiPS細胞を
作製できなかった。
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2009/06/01 02:02 【共同通信】

iPS細胞の研究は、少しずつですが、進んでいます。

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Windows 7は10月22日発売、Microsoftが明らかに

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 米Microsoftは、Windows 7の発売日を10月22日に決定した。
 6月2日付のWindows公式ブログで発表した。
 同社はこれまで、米国のホリデーシーズンに間に合うよう
Windows 7を出荷すると明言していた。

 今後の計画では、RTM版のリリース時期を7月後半と
予定しており、Windows Server 2008 R2に関しても同時期に
RTM版をリリースしたい考えだ。
 その上で、ローカライズなどの最終作業を経た後、
10月22日に製品版を発売する予定となっている。

 今回、Windows 7のアップグレードオプションプログラムを
用意することも明らかにした。
 これにより、現時点でWindows 7の発売前にPCを
買わなければならないユーザーでも、Windows 7への
アップグレードオプションを手にすることができるとしている。
 この詳細に関しては、今後明らかにされる予定だ。
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INTERNET WATCH 2009/06/03

しばらくはVista搭載PCは買い控えたほうが良いかも?
詳細が不明。

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第3話:「この犬、返品したら?」。獣医の言葉に私は驚き、発奮した

第3話:「この犬、返品したら?」。獣医の言葉に私は驚き、発奮した。
~ペットを看取るということ 天国の犬からの宿題~

今回は、第3話です。

>「返品? 交換?」。獣医のこの一言が、私の母性に火をつけた。
>“返品なんかするものですか。
>私がピピを健康にしてみせる。だってこの子が私を選んだのだから”。

>たった一晩一緒にいただけの小さな存在でありながら、
>驚くことにそれは既に私の心の中の大切な部分を占める、
>掛け替えのない存在になっていた。
>あの時、練馬のペットショップで押されたスイッチは
>「無償の愛」というボタンだったのだ。

>今こうして思い出しても、日々一生懸命だったこと、
>そして頑張りすぎないことの大切さに気づかせてくれた瞬間、
>言い換えればコンパニオン・アニマルとの生活の
>醍醐味を体感した時であった。


本当の愛は、それがペットであれ、子どもであれ、
いろいろ気づかせてくれるもの。成長させてくれるものなのですね。

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2009年6月 2日 (火)

iPhone、高まる存在感 米ゲーム見本市「E3」開幕へ

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 2日に米国ロサンゼルスでゲーム国際見本市「E3」が開幕する。
 今回の話題の中心は米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」だ。
 インターネットを使った効率的なソフト販売方式がソフト会社を引き付け、
携帯ゲーム機としても台頭。
 対応ゲームソフトが無料サービス含め約1万4000本に急増している。
 ゲーム市場で2強の任天堂、ソニーの危機感も強く、対応策を表明する見通しだ。
 「E3」ではアイフォーンを軸に携帯端末とネットを組み合わせた
新しいゲーム商品や戦略が注目を集める。
 DVDなどに記録した媒体を販売する従来の「パッケージソフト」中心の
ソフト流通が大きく変わる可能性もあるためで、ゲームソフト最大手の
米エレクトロニック・アーツもアイフォーン向けのゲームタイトルを
発表する見通しだ。
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NIKKEI NET 2009/06/02 (09:03)

iPhoneは携帯というより、ゲーム機の位置づけになってきましたね。

なんといっても、簡単に新しい機能も、ゲームも低価格でダウンロード
できる。

これは、なんといっても魅力です。

こんな携帯は、他に無い!

どうして他のメーカーはできないのでしょうか?
不思議?

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温暖化による長期的影響やはり深刻

温暖化による長期的影響やはり深刻
2009年6月1日 サイエンスポータルレビュー

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450ppmの場合というのは、温暖化対策がうまくいった時のことだ。

 予測結果はどうか。
「温室効果ガスを450ppmに安定化した場合でも
一定の被害が生じることは避けられない」という。

 2100年時点の被害程度は以下の通りだ
(1990年基準、かっこ内は年間の被害によるコスト)。

 「洪水はんらん面積」500平方キロ(5.1兆円)、
「土砂災害(斜面崩壊発生確率)」4%(6,500億円)、
「ブナ林減少」36%(1,325億円)、
「マツ枯れ危険域」27%、
「海面上昇(15センチ)による砂浜減少」29%(273億円)、
「海面上昇による高潮浸水」
 (1)西日本地域32万人、155平方キロ(5.4兆円)、
 (2)3大湾地域30万人、63平方キロ(1.8兆円)、
「熱ストレス死亡リスク」2.1倍(501億円)。
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これは、日本への影響で、世界的にみれば、

・温暖化による北極海のシロクマの絶滅、

・ツバル(南太平洋のエリス諸島に位置する島国である。英連邦王国の一国)
の沈没、

・北極圏の凍土が溶けつつあることによる影響

・等、等

問題山積!

それなのに、未だに改善の道筋さえ見えない。
情けない状態です。

>京都議定書に続く、地球温暖化対策の新たな枠組みづくりを
>話し合う国連の作業部会が1日、ドイツで始まりました。

どうなるんでしょうね?

地球が崩壊します。
崩壊が明らかになってから慌てて動き始める。
ということになるのが現実ということでしょうか?

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非接触でも酸化チタンの光触媒性能確認

【非接触でも酸化チタンの光触媒性能確認 】
2009年6月2日 サイエンスポータル編集ニュース

>光触媒として幅広く利用されている酸化チタンをナノチューブにすることで、
>接触していない有機化合物も分解できることを東北大学の研究チームが確認した。
>半導体フォトリソグラフィプロセス、医薬用具の殺菌、水処理装置など
>これまで光触媒の利用が進んでいなかった分野への利用が期待できる、
>と研究チームは言っている。

>光触媒は、藤嶋昭・東京大学特別栄誉教授が大学院生時代、
>酸化チタンに光を与えるだけで水を水素と酸素に分解する
>能力を持つことを発見したことに端を発する。
>この強力な酸化能力や、超親水性による殺菌効果、
>洗浄効果を利用してさまざまな分野に応用が広がっている

さらに応用できる分野が広がることは素晴らしいこと。

ナノチューブに関する技術というのは、いろいろ広がりが
あるんですね。 期待しています。

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「帯電微粒子水」がウイルスなどの抑制に効果

「帯電微粒子水」がウイルスなどの抑制に効果
更新:2009/05/15 22:00   キャリアブレイン

>水に高電圧を加えることで生成される「帯電微粒子水」が、
>ウイルスや細菌の抑制、農薬の減少に効果があると、
>このほどパナソニック電工(本社=大阪府門真市)が発表した。

面白いですね。

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2009年6月 1日 (月)

日本の1-4歳の死亡率は他の先進国と比較して高い

厚生労働委員会(2009/4/22)のインタネット中継を見ていて
驚いたことがあります。
社会民主党・市民連合の議員が質問していた内容です。

救急でたらい廻しにあった話です。
7年位前に、たらい廻しにあって不幸にも子どもが
死んでしまった。

つい最近、又たらい廻しがあった。
幸いなことに、一度断られた病院に受け入れが決まって
事なきを得たらしい。

問題なのは、受け入れが決まるまでに、何ヶ所かの
救急救命センターに問い合わせたということです。
問い合わせたにもかかわらず、受け入れができない状況だった。

それでは、何のための救急救命センターなのか?
と言っていました。

同感です。

しかも、7年前も同様にたらい廻しをしている。
現在も同じ!

いったい今まで何をしていたのか?
これは人災であると、

同感です。

知っていますか?
日本の1-4歳の死亡率は世界21位だそうです。


<何故か?>
本来対応すべき救急救命センターが少ないと同時に
PICU(子ども用のICU)が小児人口に対してあまりにも少ないため、
小さな施設で十分な集中医療を受けることなく亡くなっている為です。
(これは、厚生労働省の検討会での話しです)


<現状は、>
救急救命センター中で、子ども専用のPICUが備えられている
病床は、たったの19床。
小児病院中でもPICUがあるのは、80床程度だそうです。

必要な病床数は、国立成育医療センター総合診療部部長の
阪井裕一委員は430床と試算しています。

そうだとすると、あまりに少なすぎる。430床に対して100床程度
しかないわけだから、

当然、救急患者が必要な施設にたどり着けないことになってしまう。

これが実情ではないか?
それがわかっていて、放置しているというのはどういうことでしょう?

すごく問題だと思います。

答弁を聞いていると、
いつも目標なし(いつまでに、何をするというのがない)
目標なくして解決できるはずがない。

なんとも、言いようがない。

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「体内時計、いま何時?」 理研チーム、測定法を開発

「体内時計、いま何時?」 理研チーム、測定法を開発
2009年5月30日19時33分 朝日新聞


>血液中の微量な物質を利用して体内時計の「時刻」を
>測る方法を、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター
>(神戸市)のチームが開発した。
>マウスでは1時間程度の誤差で測定でき、「時差ボケ」の診断にも
>成功した。睡眠障害の診断法の開発などに役立ちそうだ。
>米科学アカデミー紀要で発表する。

以外に簡単に測定できるのですね。

>現在の体内時計の測定法では、神経伝達物質を数時間ごとに
>1日かけて測る必要がある。
>上田さんは「体内時計の異常で起きる病気を
>簡単に診断できる方法の開発を目指したい」と話す。

とのことです。

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インターフェロン、白血病治療に期待

インターフェロン、白血病治療に期待
2009年6月1日2時0分 朝日新聞

期待したい内容ですので、全文掲載します。
新聞情報は、一定期間で消えてしまいますので、

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 東京医科歯科大と秋田大のグループは、ウイルスの増殖を抑える
とされるインターフェロン(IFN)が、血液細胞の源になる
造血幹細胞の働きを制御することを突き止めた。
 IFNと抗がん剤を組み合わせて白血病治療に使えば副作用が少なく
治療効果の向上が期待できるという。
 31日付の米科学誌ネイチャーメディシン電子版で発表する。

 樗木(おおてき)俊聡(としあき)・東京医科歯科大教授(免疫学)らは、
IFNを体内で作り出せる物質を、マウスに与え、造血幹細胞の変化を調べた。
 この物質を一時的に与えると造血幹細胞は増殖し、慢性的に与えると
減少することがわかった。IFNが造血幹細胞の働きを左右していた。

 慢性骨髄性白血病では、造血幹細胞に似た「幹細胞」が白血病細胞を作り出す。
 白血病を抗がん剤で治療する場合、増殖中の細胞でないと抗がん剤は
効果を発揮しない。
 白血病の幹細胞が休止状態にあると抗がん剤を投与しても十分効かず、
これが再発につながることが問題とされていた。

 今回、IFNを一時的に与えると、造血幹細胞が活性化することが
はっきりした。このことから、樗木さんらは「抗がん剤の治療をする前に
IFNを与えて白血病の幹細胞を活性化させてから抗がん剤を与えれば、
抗がん剤の効果が上がる可能性がある。
 白血病の根治につなげられるかもしれない」と期待している。(本多昭彦)
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根治治療につなげられるかもしれないというのは、素晴らしいですね。
私も期待しています。

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