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2009年5月25日 (月)

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座 ブログ

以下全文掲載します。

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Sendai MS Expert Meeting 2009

 第50回日本神経学会総会の開催にあわせて、予てより情報交換を重ねてきた
若手のMS研究者のメンバーを中心にSendai MS Expert Meeting 2009
という会合を5月20日に仙台エクセルホテル東急で開催しました。

 全国から若手のMS研究者41名が集い、特別講師にMayo Clinicの
Brian Weinshenker教授をお招きして症例検討を行いました。
 東北大学病院、九州大学病院、新潟大学病院からそれぞれ1症例ずつの提示が
英語であり、かなり活発なディスカッションが繰り広げられたのち、Brianによる
教育的なMayo Clinicの3症例の提示と鑑別診断に関する意見交換が行われました。
 午後7時半に開始した会でしたが、議論が白熱したため、終わった時はすでに
午後10時近くになっていました。

 日本の3病院から提示された症例はいずれも臨床の場において判断に迷う症例で、
参加された先生方にとっては非常に勉強になったに違いありません。
 NMOとMSの診断が鑑別が困難な症例や、SLEやシェーグレン症候群などを合併する
症例などは必ず存在しますが、診断基準や検査結果にとらわれずに個々の患者さんの
病態を見極める能力が診療現場では求められます。
 経験があれば解決できる部分も多いですが、
そういう患者さんがMS患者さんを多く診ている施設を受診するとは限りません。

 今後も全国的な規模でMSやNMOの診療、研究を活性化させるために同様な会合を
積極的に企画立案していこうと思います。
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全国的な規模での展開に期待しています。

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