« 視神経脊髄炎の髄液マーカー | トップページ | 再生医療を健保対象に »

2009年4月21日 (火)

"外圧"受け、国会走る 渡航移植抑制に危機感

"外圧"受け、国会走る 渡航移植抑制に危機感


>実質的な審議がほとんど行われてこなかった
>臓器移植法改正案が、今国会中に採決される
>ことがほぼ確実な情勢になってきた。
>1997年の施行から11年余り。
>長く「思考停止状態」(民主党議員)
>だった国会が突如目覚め、走り始めた格好だ。

情けない!
国会議員の仕事は、なんなのですか?
外圧がかからなければ、何も動かない!

人の命がかかっていることですらこうなのだから、
面倒なことは、全て先送りが日本の政治の実情だと思う。
それによって、国民がどんな不利益を被ろうと
知ったことではないと思っているとしか
考えられないのですが、、、


>多くの心臓病患者の渡航移植を
>手助けしてきた大阪大の福嶌教偉(ふくしま・のりひで)
>准教授は厳しい表情だ。
>同大に入院中の片桐鳳究(かたぎり・ほうく)ちゃん(2)
>=東京都=の心臓移植受け入れを米コロンビア大に
>打診したが、外国人の枠はもう埋まった、と断ってきたのだ。
>福嶌准教授は「米国に次ぐ受け入れ先の
>ドイツが日本人患者を断る見通しとなったので、
>患者が米国に集中し始めたのでは」とみる。
>「昨年は10人の子どもの心臓病患者に渡航の世話をしたが、
>移植できたのは2人だけで、4人は亡くなってしまった。
>この現状を知ってほしい」と訴えている。

こういう状態になることは、わかりきっていたこと
ではないのですか?

悲しいですね。

関連リンクです。
臓器移植、なぜ改正機運…見直し案 3年以上たなざらし

|

« 視神経脊髄炎の髄液マーカー | トップページ | 再生医療を健保対象に »

経済・政治・国際ニュース」カテゴリの記事

コメント

外圧で移植法検討。

やっと動き出したかと思ったが、やはり、受け入れ先がなくなったからなんですね。情けない。
1997年の法律は、悪法だったというべきか、、
子どもの命を無視、したもので。

私の友人の子どもはその以前に、移植しました。
今のような面倒な手続きはなかったです。公平なようで、やりにくくしているような、気もします。今の移植法。

医学的に、可能ならば、何歳と言う、禁止はしないで欲しい。救えるものは救って欲しいです。
もっと末端の、病院の協力あれば、ドナーは増えると思います。その辺の、協力網がいきわたってない感じです。社会、倫理科の時間に移植の仕組みや、命のリレーの話もして欲しいです。

投稿: ぺぺ | 2009年4月22日 (水) 18時50分

同感です。

追い詰められないと動かないとは、
情けないですね。

西洋は、キリスト教の影響があるから
なのでしょうか?
大人に対しても、どうして、こんなに移植数が
圧倒的に違うのでしょうか?

もし、移植が進められる法律が
通ったとしても、進むとは思えません。

移植コーディネータなどの整備が
進めば、意識も変わっていくのでしょうか?
まだ、まだ、未整備ですから、
その辺が原因なら、整備だけの問題
となるのですが、

投稿: haredasu | 2009年4月23日 (木) 17時10分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: "外圧"受け、国会走る 渡航移植抑制に危機感:

« 視神経脊髄炎の髄液マーカー | トップページ | 再生医療を健保対象に »