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2009年4月19日 (日)

なぜ“証拠の全面開示”が必要か?

4/19放送のサンデープロジェクト

なぜ“証拠の全面開示”が必要か
ー 検察と裁判員制度 ー

という題目の話がありました。

取材者は、大谷 昭宏(ジャーナリスト)です。


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いよいよ来月21日、裁判員制度が始まります。

>しかし、このままでは、市民がえん罪に
>加担させられる恐れがある。

>今の日本の刑事裁判では、検察や警察は、
>被告の無罪を示す証拠は、開示しようとは
>しないからだ

>なぜ検察は証拠隠しを行うのか・・・?
>そこには「被告を有罪にするための証拠
>しか出さない」、すなわち「最良証拠主義」
>が存在する

ひどい話ではありませんか?

検察が証拠を隠してしまう。
それも無罪に直結する重要な証拠を!

いくつも過去に例があり、
今も、実態としては変わっていないそうです。

日本では検察は、持っている証拠を全て
開示する義務はなく、隠していても罪に
問われることはありません。
そういう法律なのです。

アメリカでは、証拠は、リストにして、
裁判の前に、全て開示し、要求された場合、
開示しなければならないと共に、
もし、隠蔽があれば、罪となります。

なぜ、日本では、こうならないのでしょうか?
当たり前のように思えるのですが、

裁判員制度が始まりますが、下記の2つの条件が
ない限り、裁判員制度には問題がある
とのことです。

1.取り調べの全面録画、録音
2.証拠の全面開示

そう思います。

最良証拠主義をとる以上、出された証拠のみを
根拠として、有罪、無罪を決めていては、
冤罪を生み出し、それに加担することに
なってしまいます。

いくら、誠実に、正しく判断しようとしても、
不可能ではありまんか?

こんなことがあって良いのでしょうか?
検察も、裁判官も、良心というものを
もっているのかと、疑っていまいます。

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