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2009年3月29日 (日)

私の声が聞こえますか ~植物状態からの帰還~

私の声が聞こえますか
~植物状態からの帰還~

NHKスペシャルの題記番組を見ました。

今まで、回復の見込みがないということで、
見捨てられてきた人達を救う試みが始まっているようです。

心強いですね。感動しました。

医療に携わっている方々に感謝申し上げます。

リハビリ切り捨て、医療費削減の中にあって
苦労されていることは、十分に理解しています。

でも、深刻な状態にある人、その家族に対して、
「回復の見込みがない」と言う、
その言葉は、ずっしりと重いものです。

患者の脳の状態すら、しっかり見極めず、
(今の医療設備なら、脳の活動を調べることは可能なはず)
「回復の見込みはない」と、簡単に言わないで欲しい!

断腸の思いで言っておられるのかもしれませんが、
患者の立場からすると、そう感じてしまうのです。

題記の番組を見て、改めて、今までの医療は、乱暴に過ぎる
と思いました。

もっと、命の重みをかみしめて欲しい。
命とは、全人格的なものです。

そして、あらためて、人間自身の持っている再生能力、
特に、脳の可塑性の大きさに驚きました。
その可塑性をさらに高めるために、電気刺激を用いるという。

素晴らしいと思います。

その他にも、いろいろありそうです。

希望を感じることができます。

正常な人たちから見ると大したことではないように思えるかも、
しれませんが、
全く動けなかった人が、少しでも、動き、反応できるように
なることは、大変な進歩なのです。


今後の進歩に大いに期待しています。

※可塑性:状況に応じて役割を柔軟に変えるという性質

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3/25に載せた、「パーキンソン患者のための
新しいバーチャルリアリティ歩行訓練装置」

と言う記事もそうですね。
治療は、治療として、平行して、こういう対応も
あって良いのだと思います。

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コメント

私の声が聞こえますか ~植物状態からの帰還~

昨夜、途中からでしたがこの番組見ました。すごい。
女の子の病院は、わが県の恐らく公立ではなかったような、知ってる病院でした。頑張ってる、、双方、あそこまで、回復するのだ。人の心で、、
サリン事件で河野さんが、何年も自宅で、意識のない、奥様に語りかけて見えたのを思い出しました。

多くの人が、可能性秘めたまま、あきらめているんですね。複雑です。
おもちゃのキーボードで曲を弾く彼女は、自宅に戻りますます、刺激を受け進歩するものと信じます。

投稿: ペペ | 2009年3月29日 (日) 16時35分

何とか自立に近いところまで
回復できると良いですね。

例え半歩でも進歩していくことを
願っています。

投稿: haredasu | 2009年3月29日 (日) 18時15分

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