やっと悟った母の愛
朝日新聞朝刊の生活欄に、題記の記事がありました。
人は、経験したことのないことに対して、
どう想像力を働かせて行けば良いのでしょうか?
難しいですね。
思いは、なかなか伝わらないものですね。
人は、つい、自分の立場に立った考えで
自分の頭を一杯にしてしまう傾向があります。
こんな話です。
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>母は孫のために新しいパジャマを買っておいてくれた。
>孫に夜を気持ち良く寝かせてあげたい、
>と優しい思いやりの気持ちだったのに違いない。
>それなのに、私は
>「お母さん、そんなことしなくてもいいのよ。
>ある物を着せればいいんだから」
>と感謝するどころか、迷惑と言わんばかりの言葉を返した。
>どんな気持ちで買ってくれていたのかということは
>まったく考えなかった。
>母は黙って下を向いていた。
>自分は今、母と同じようなことをしている。
>母のひたむきな愛を今悟ったのでは遅い。
>母が生きている時に言いたかった。
>「お母さんありがとう」。そして「ごめんね」。と
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いい話ですね。
心に留めておきたいと思います。
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コメント
ウチも朝日ですが、読んでませんでした。
でも、実家は、関西で遠く、初孫のすぐ父がなくなりました。たまに帰省すると母は、孫たちに、かわいいパジャマやランニング、パンツを買っておいてくれました。お母さん、父さん亡くなって、大変なんだからこんなに買って、、とうれしいより心配で、そんなに買わなくても、、と言ってしまいました。子供たちは、帰宅しても喜んでいつも着てました。
母は、父の死後、哀しくなると、孫のものを買いに行く。といっていました。孫の買い物するときが、悲しみを忘れるときだったようです。お母さんありがとう。あの時やっぱり、そんなに買わなくても、、と心配でした。素直にわーうれしいといえなかった。
そして、数年後、夏の虫網や花火を準備、していたのに、お盆に帰れず、その秋事故でなくなりました。
夏着を用意していてくれたのでしょうが、、あの時返れなかったのが今でも20年以上たっても悔やまれます。
投稿: ペペ | 2009年2月27日 (金) 08時14分
素直に喜ぶというのは、難しいですね。
朝日新聞の記事を見て、
思わず、涙がこぼれました。
後悔先にたたずとは、良く言ったものです。
悲しいけれど、そんなものなのでしょう。
だからこそ、人にはできるだけ優しく、
思いやりを持ちたいと思うのですが、
なかなか難しいです。
投稿: haredasu | 2009年2月27日 (金) 18時27分
私も目頭が熱くなりました。
人が好意でしてくれることは素直に受け取りたいものですね。。。。
投稿: ゆきな | 2009年3月 6日 (金) 00時27分
そうおもいます。
その立場にたってみないとわからないことが
確かにあります。
そのことを思いつつ、
でも、出来る限り
想像力を働かせること、
素直であること、
このことを意識していきたいと思います。
投稿: haredasu | 2009年3月 6日 (金) 08時33分