多発性硬化症の治らない原因を特定
まだ、根治治療法がなく、多くの患者が発病後、
10年ほどで車いすや寝たきりの生活を余儀なくされる
状況にあって、素晴らしい成果だと思います。
関連リンク[プレスリリース]
2008/12/23 慶應義塾大学医学部
>神経難病・多発性硬化症に関する再生医薬開発研究に
>取り組んでいる慶應大医学部神経内科、
>解剖学教室の研究グループ
>(鈴木則宏教授・相磯貞和教授・中原仁講師)は、
>多発性硬化症で神経機能を支える髄鞘の自己再生能力が
>低下する原因を特定したと発表した。
>世界初の成果で、新たな髄鞘再生医薬の開発が
>期待されるという。
>成果は、国際医学誌「The Journal of Clinical Investigation」
>誌 2009年1月号に掲載された。
>多発性硬化症の病変では、脱髄に伴って
>オリゴデンドロサイトが死滅する。
>しかし、脱髄病変後も「未熟なオリゴデンドロサイト」である
>「オリゴデンドロサイト前駆細胞(OPC)」は
>多数残っている。
>本来、OPCは能動的にオリゴデンドロサイトへ成長し、
>髄鞘をほぼ完全に修復する能力を持っている。
>多発性硬化症では、OPCが残っているにもかかわらず、
>なぜ能動的にオリゴデンドロサイトへ成長することもなく、
>また髄鞘を修復できないのかは解明されていなかった。
>多発性硬化症の脳において病変部位に髄鞘再生を妨げる
>TIP30分子が過剰に発現していることが、
>髄鞘の再生能力が乏しい原因と特定した。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)


最近のコメント