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2008年10月14日 (火)

地方の医師不足、その本当の原因とは?

日経メディカル ブログ:色平哲郎の「医のふるさと」


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> ……一番の問題は、実は地方の医学部に
>地方出身者が少なく、
>都市部出身者が多いことが最大の理由ではないか。
>信大でも本県(長野県)出身者は例年
>2割いるかどうかであろうし、
>小生が接する全国の医学生から
>各大学の状況を聞いても地元は
>3割くらいの所が多く、
>さらに町村の出身者となると非常に少ない。

>つまり都会で私立一貫校や塾など
>多額の投資をした者が、
>地方の医学部に多く進学している
>という実態がある。

>その者らが、従来は都市の大学の医局に
>「外様」で戻るより母校の医局に
>残ることがメリットが多いと判断していたのが、
>昨今の地方の切り捨てという世間の風潮の中、
>地方に残ることを避ける傾向にあり、
>ちょうど新制度で都市に研修病院が
>増えたことが重なり、
>都市に戻るようになったのが、
>地方の医師不足の主因だろう。

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 私も、この見方に同感である。

>地方の医科大学が地方の医療を守るという
>本来の「公共的使命」から逸脱し、
>受験戦争のピラミッド構造に組み込まれ、
>時流に流されてきたことに
>問題があるのではないか。

>根本的に「地域の医師は地域が育てる」
>という方向へ、発想の転換が必要だろう。

>地方で医学を学ぶ以上は、
>医療が地域に密着している現実を
>しっかり認識した上で、医療に託されている
>公共を担う「使命」を感じ取ってほしいのだ。

>そうして少しでも多くの医学生に
>医療の手薄な地域、切実に医師を欲している
>地域に残る勇気を持ってほしい。

>人は何のために生きるのか。
>この問いを医師教育の現場で
>発し続けることが大切だろう。

 まさにその通りだと思います。
 その方向へ、心ある人達が一歩一歩
歩んで行くことしかないのでしょうね、
 一人一人が自覚を持って、

 その一歩に、人々が動かされ、拡大していく!
 そう思います。 

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