悪法は「法」ではない
悪法は「法」ではない
~弁護士 鈴木利廣~
2008年5月20日 火曜日 茂木 健一郎
「悪法も法なり」と言いますね。
でも、
>鈴木さんは「悪法は法ではない」と言う。
>なぜ、鈴木さんが立法にまで踏み込んでいるのかといえば、
>既存の法律体系の下にそれを適用して臨むのではなくて、
>実定法の背後にある原理原則までさかのぼって、
>人間の尊厳とか権利を扱うためとおっしゃっていた。
>これは深い言葉だ。
もちろん、法を犯して良いと言っているのでは
ないと思います。
法の背後にある原理原則があるはずで、
そのこと忘れては駄目だと言って
いるのだと思います。
>パイオニアこそ原理原則に従う。
>経験したことのない世界に対峙した時、
>そこへ立ち返らないといけない。
>科学の世界でも、応用の分野の方が
>ビジネス的には儲かる。
>それに対して、素粒子のような
>純粋科学をやっている人は、
>給料が高いとか安いといったことは問題でなく、
>人間精神の名誉のためにやっている。
>今日、分かったのは、弁護士の世界でも
>そいうものがあるのだということだ。
>もし自分がビジネスロイヤーだったら
>蔵が建ったかもしれないと、
>鈴木さんはおっしゃっていた。
>もちろんそれが悪いというわけではない。
>しかし、社会正義のために、
>人間の尊厳に関わるような法律の仕事が、
>弁護士の世界でも“弁護士本来の”仕事である、
>という感覚があるのだろう。
こういう弁護士こそ、本当の弁護士ではないかと
私は、思います。
頑張ってください。応援します。
事実をねじ曲げてまで、被告を弁護するという
弁護士がいるようですが、
何の為の弁護なのか?
弁護するということは、どういうことなのか?
すごく疑問を感じていました。
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