難病の「多発性硬化症」、抑制薬で副作用…37%が治療中止
厚生労働省研究班の緊急全国調査がでたようです。
概略は、
>手足のまひや視覚障害などが出る
>難病「多発性硬化症」の治療薬
>インターフェロンベータの使用後に、
>症状の悪化や副作用のため治療を
>中止した例が37%にのぼることが、
>厚生労働省研究班の緊急全国調査でわかった。
かなりの比率ですね。
>日本神経治療学会と日本神経免疫学会は
>2004年、一時的に症状が悪化しても
>進行を抑える可能性があるので薬の
>使用を中止すべきではない、とする
>治療指針を作成したが、両学会は
>この指針の見直しを始めた。
ということです。
どうすべきかについては、
当面は、担当医と相談しながら、
学会の治療方針見直し待ち
ということになるのでしょうか?
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント