日経メディカル ブログ 海堂尊の「死因不明でいいんですか?」
海堂先生の意見に同感です。
警察庁が、解剖医の育成協力を法医学会に要望した
報道がでたようです。
でも、
>そもそも法医学会に解剖医を増加させる手だてを
>打てる力など、あるはずがない。
>医療界に働きかける力は、医療分野に属さず、
>捜査部門に属している法医学会にはないのです。
>見当違いもはなはだしい。
>もっと必要とされている救急救命医や
>産婦人科医の増加もできないのに、
>解剖医を増やせるはずはない。
>物事には優先順位というものがあるのです。
ごもっともです。
こんな簡単な理屈がわからないのでしょうか?
そもそも、日本法医学会の中園一郎理事長は、
解剖体制整備への協力を求める要望書を受け取るべき
ではないのです。
出来ないのですから、
>国策として、官僚が医師数の抑制政策を
>続けている限り、解剖医を増加させる対応は
>不可能です。
>死者に対応できるゆとりは医療現場にはありません。
>そういう制度設計をしたのは、警察官僚のお仲間、
>財務省と厚生労働省のお歴々です。
私もそう思います。
優先順位としては、まず、必要とする医師、病院の
確保でしょうね。
待遇も、
同時に出来れば、御の字ですが、できないでしょう。
要望する所が間違ってます。
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