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2007年10月24日 (水)

薬害肝炎

 つい先日、厚生労働省と製薬会社が、
血液製剤でC型肝炎に感染した患者を把握しながら
本人に知らせなかった問題が報道されました。

 厚生労働省の対応はひどいものです。

 当時、患者を特定して検査や治療を呼びかけて
いれば、症状を防げた可能性があったのに放置した。

 人の命というものを、どう考えているのでしょうか?
 あまりに無責任というものです。
 無作為というより、悪意を感じます。

 日本という国は、学ぶことができない国なので
しょうか? 非常に残念です。

 血液製剤とは、フィブリノゲンというものですが、
アメリカでは、77年に、すでに使用禁止にしているのです。
それにも関わらず、何故日本はそれから10年も
遅れるのでしょうか?

 その為に、死ななくてもよい人が、今、沢山
死んで行っているのです。

 薬害エイズと同様ではないですか?
 あの教訓はどうなったのでしょうか?

 何故、後手、後手になってしまうのでしょうか?

 海外で変化があった場合、
例えば、薬剤の認可が取り消された場合とか、
逆に認可された場合、何故そうなったのか直ちに調査し、
日本にフィードバックが必要かどうか検討する委員会を
直ちに開いて検討する仕組みでも作ってみてはどうですか?

 どうして日本では、薬剤の認可が遅いのか?
 なぜ、直ちに禁止されるべき薬剤が禁止にならないのか?

 直ちに動いて欲しい。
 人の命に関わるものについては、特に、
 情けないとしか言いようがない!

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» 薬害肝炎/「命の生き剥がし」は日本の歴史・文化・伝統 [『ニッポン情報解読』by手代木恕之]
 血液製剤フィブリノゲンを投与されてC型肝炎に感染した患者名や医療機関名等の資料は製薬会社から報告がなく、存在しないとしていながら、実名、イニシャル、医療機関名、医師名といった患者特定につながる418人分の情報を02年の時点で既に製薬会社から報告を受けていた厚労省がその資料が倉庫から見つかったと5年後の現在に至って公表した。  厚労省からの天下りが絡んだ製薬会社の利益擁護と自身の薬事政策の不備・怠慢等が絡んだ自己保身が隠蔽を余儀なくさせたが、隠しきれずに公表に及んだといったところだろう。  この... [続きを読む]

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