9・11テロ 戦争反対を訴えた遺族たち
ピースフル・トゥモローズ
9・11テロ 戦争反対を訴えた遺族たち
と言うNHKの番組を見ました。
何年か前に作成された番組です。
内容は、リンクを見てください。
もう二度と「同じような犠牲者を出さない」為に、
同じ悲しみを自分以外の人たちにあじあわせることの
ないように、「報復攻撃はしないで欲しい」と言う
願いをもって集まった、40名程度のちいさな、
ピースフル・トゥモローズと言うグループの活動を
取材したものです。
「犠牲者の死を無駄にするな」を合い言葉に、
報復することが正しいことで、アメリカという国を
愛する行動だと、主張する多くの国民の中で、
自分の信じる主張を、その主張故に受ける迫害にも
負けないで、勇気を持って活動している彼ら、彼女らを、
私は、尊敬します。
暴力は、暴力を生み出します。
憎しみは、憎しみしか生まないのです。
憎しみの連鎖を生み出します。
にも関わらず、誰でもが自由に発言し、主張できるはずの
アメリカにおいて、その人たちを脅し、非国民だと多くの
アメリカの人達が言うのです。
人それぞれ、意見も、主張も違って良いはずで、
頭ごなしに、その意見は間違っているというのではなく、
そのひとつ、ひとつ、の意見の内容を良く吟味し、
冷静に、評価することが必要なのではないでしょうか?
何故、自由の国、アメリカで、出来なかったのでしょうか?
人間とは、実におろかな存在だと、思わざるを得ません。
9・11テロ以降、それまで、やめていた、国の為に
尽くすという趣旨の歌を学校で歌うことまで復活させて、
報復に邁進して行ったようです。
愛国心は、強制では、生まれません。
私には、ピースフル・トゥモローズの
メンバー達の考え方こそ、本当の愛国に
近いのではないかと思います。
アメリカという国が世界から尊敬され、
愛され、平和に貢献出来る国になるように
行動するのが、愛国心を持った人なのでは
ないでしょうか?
色々考えさせられました。
ピースフル・トゥモローズについては、
こちらも見てください。
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