私が遭遇した「厚生年金制度」の摩訶不思議
私が遭遇した「厚生年金制度」の摩訶不思議
2007年6月13日 水曜日 ブルース・ホルコム
ブルース・ホルコム
(Bruce Holcombe)
初来日は大学卒業直後の1973年。再来日した1978年、
言語学研究で東京外語大と国立国語研究所に籍を置く。
1980年豪州政府に派遣され、オーストラリア人同時通訳の
第1号となる。
1985年に日本で会社設立(旧レクシス現在ホルコムアソシエイツ)
数カ国語を駆使し、多分野において、通訳だけでなく
コンサルティング、講演、執筆など幅広い活躍をみせる。
ワイン、競馬、音楽、野菜作りなど玄人顔負けの趣味でも
知られる。
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ブルース・ホルコム氏は下記のように言っています。
詳しくは、リンクを見てください。
>日本の年金制度は不思議なものだなぁとつくづく思います。
>なぜ健康保険と年金はワンパックになっているでしょうか?
>日本で積み立てた年金の合計額を融資申込書に
>記入しなければならなかったのです。
>管轄の社会保険務所や、その他のたくさんの窓口に
>問い合わせました。
> いくら聞いても、その答えは「よく分かりません」
これは異常なことだと、思わないといけない!
日本とは、日本人とは、本当に世界から見ると、
非常識な国民だと、つくづく思います。
しかも、鈍感この上ない。
>これは本当に自分のお金じゃないわけかと痛切に感じました。
>「現在の合計はいくらです」という常識的な記録や
>情報はないのか、自分の記録を問い合わせることは
>非常識なのか、掛け金を支払っている本人にも
>情報を提供できないほど何かが機密なのか。
管理がされていないということだと思います。
しかも、そのお金は、国民から一時的に預かっている
ものだという認識が全くない。
使ってしまえ! という話が「回顧録」にあるくらい
ですから、
>管理者にその注意義務の違反があった場合に、
>損害賠償責任が生じるわけです。
当然です。与党は、その責任追及が実に甘い。
>社会保険庁は過去において2000億円弱の
>年金資金を使ってしまいました。
>善良なる管理者の注意義務違反の際立った実例です。
>今回は、5000万件あまりの年金記録が宙に浮いて
>いるんだそうです。政府も認めているので事実なわけです。
>とんでもない過失です。
>もし元社会保険庁長官が訴えられたら、善良なる管理者の
>注意義務違反で有罪になるに間違いありません。
>普通の国でしたら暴動を起こしています。
>日本人は無限に我慢する国民性を持っているようです。
どうしてこう日本人は、寛容なのでしょうか?
怒るということを、しないのでしょうか?
>日本と同じく高齢化を迎えている先進国の多くは、
>確定給付型から確定拠出型の年金制度へ切り替え済みです。
>例えばオーストラリアの場合、国側は弱者や低所得者のために、
>安全網の役割を果たす最低限の年金制度を維持します。
>そして、大半のサラリーマンが本人名義の口座に、
>雇用者と一緒に掛け金を拠出します。
>例えばオーストラリアの場合、国側は弱者や低所得者のために、
>安全網の役割を果たす最低限の年金制度を維持します。
>そして、大半のサラリーマンが本人名義の口座に、
>雇用者と一緒に掛け金を拠出します。
いくらでも、やり方は、あるはずです。
お手本もあるはずです。
今の野党に、何故、効果的な、対案が出せないのでしょうか?
あるいは、国家百年の計になるような、大胆な案を
出せないのでしょうか?
与党の言っている、解体的出直しなど、絵に描いた餅です。
どれほどの改善が得られるのか、全く不明。
同じことの繰り返しではないですか?
>社会保険庁の注意義務違反に関しては、今度の参院選挙で
>与党が大敗北するのが普通の国でしょう。
選挙結果を見守りますが、多分、世界の非常識な結果と
なるでしょう。
どうしてでしょう?
国民性? 今までの教育の結果? ???
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