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2007年6月 9日 (土)

G8サミット閉幕

G8サミット閉幕

>地球温暖化問題については、7日のサミット声明を踏まえ
>「世界の温室効果ガス排出量を2050年までに半減させる
ことを含む欧州連合(EU)、カナダ及び日本の決定を
真剣に検討する」とした。

>一方、8日開かれたG8と中国、インドなど新興経済国との
首脳会合では、地球温暖化問題について、G8がポスト
>京都議定書の枠組みへの参加を求めたのに対し、新興国
からは「温室効果ガス排出量削減の目標設定の
受け入れは時期尚早」との声も上がった。

 なんとも、のんびりした話ですね。
 危機感がない!
 
 宇宙の中で、観測しうる限り、生物が生存しうる唯一の星、
その星が人類という生物の為に壊れかけているというのに、
 まったく愚かな生物だと思う。

 でも、世の中には、素晴らしい人がいるものですね。

 パタゴニアと言う会社を設立し、会社を道具に地球環境を
守るという。
 イヴォン・シュイナードさんという人です

 成長の為の成長、利益の為の利益は追わない。
 製品の宣伝はしないが、遺伝子組み換えに反対し、
不要なダムの撤去を訴え、選挙に投票を呼びかける
広告には費用を惜しまない。

 製品の製造販売にかかる環境影響評価を実施し、
すべての綿製品を有機栽培による素材に切り替え、
いち早くペットボトルから再生フリースをつくり、
古い合成繊維製品を顧客から回収してリサイクルする。

 売上高の1%を自主的な「地球税」として、地球環境保全
のために活動するNGOに寄付し、同じように寄付する
企業の同盟を組織する。

 素晴らしいことだと思います。

 「地球の将来については、私はとても悲観的ですが、
  何もしないことが一番の悪です。私には、会社というパワー
  があります。私にできる最善のことは、この会社を世界を
  変えるツールとして使うことです」
  と言っています。

 こんな会社が世界に沢山出てくることを祈っています。

 環境保全も、地球温暖化も、直ちに手を打っていかないと駄目な
テーマです。
 最も緊急を要するのが、地球温暖化対策です。
 
 地球の将来については、私もとても悲観的。

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