<脳>連続より断続運動で活発化
京都の研究所など解明
>歩く、かむという連続的な運動(周期運動)より、
>物をつかんだり、ボールをける断続的な運動(離散運動)の方が、
>脳の活動は活発になることを、国際電気通信基礎技術研究所
>(ATR、京都府精華町)の脳情報研究所と
>米・南カリフォルニア大などの共同研究チームが突き止めた。
連続的な運動より、離散運動の方が脳の活性化につながるとは、
興味深いことですね。
>従来の仮説を覆すもので、リハビリの効果を高めることに
>つなげられるという。
>米科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」のオンライン版で
>27日公表された。
是非、リハビリ効果を高めることにつなげて欲しいと思います。
>チームは、手首を対象に研究。
>手首の上下運動を休まずに続けた周期運動と、
>一定間隔を置いて動かす離散運動を比較。
>MRI(磁気共鳴画像化装置)を使って脳の活動の程度を調べた。
>その結果、周期運動の場合、主に大脳皮質のうち、
>運動に関連した部分が活動。
>離散運動だと、周期運動よりも広い範囲の大脳皮質が活動し、
>さらに小脳の活動も確認された。
なぜなんでしょうね?
>神経科学分野では、離散運動は周期運動の延長上で、
>脳の活動も「離散運動は、周期運動で使われる部分の範囲内」
>との仮説が有力だった。
>脳情報研究所の大須理英子主任研究員は
>「脳の機能回復のため、離散運動を積極的に
>導入することで、効果的なリハビリに応用できる」
>と話している。【佐藤岳幸】
(毎日新聞) - 9月27日3時2分更新
期待しております。
難病に関しては、現状では、リハビリしか対処の方法が無い
と言って良いものが多いですから、
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コメント
興味深い内容ですね。
リハビリ効果を高める研究を進めて欲しいですね!
投稿: orange sunrise | 2007年6月27日 (水) 21時54分
コメントいつもありがとうございます。
リハビリについては、その重要性にもかかわらず、
薬より、ずっと遅れていますから、
是非、脳科学の結果も入れつつ、
効果のあるリハビリの研究を進めて欲しいと
思います。
回復の見込みはありません!
などと簡単に言って欲しくないのです。
その重みをかみしめて欲しい。
投稿: haredasu | 2007年6月28日 (木) 10時11分
一風変わった脳内構造のホームページがあるのですが、話のネタにでもいかがでしょうか?
投稿: ノース | 2007年7月28日 (土) 15時23分
ノースさん
コメントありがとうございます。
ゆっくり見てみたいと思います。
投稿: haredasu | 2007年7月29日 (日) 14時58分