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2007年5月 8日 (火)

働き過ぎ日本

 オランダでは、「%」で時短、が当たり前だそうです。

 私は、労働時間を90%にします。
 ということが権利として出来、
 会社は原則として断れないのだそうです。
 当然、その代わり給料は、90%になる。

 オランダは、九州ほどの小さな国、
 発端は、1980年代の不況期に、政労使で
 「労働者は賃金抑制に応じ、企業は時短を進め、
 政府は減税する」ことで合意した。
 「ワッセナー」合意だ。

 これにより、雇用を分け合う、ワークシェアリングが進み、
パート雇用が拡大、経済も回復した。
 働く女性の割合が倍増し、失業率は欧州で最低レベルに改善。
 経済開発協力機構(OECD)のまとめでは、05年のパート比率は
35.7%とダントツ世界一だ。
 だが、短時間労働が一般化した本当の理由は、
フルタイマーとの格差がないこと。
 日本のパートは立場が不安定で低賃金の代名詞だが、
オランダ型は、賃金、休暇、年金などの権利が働く時間に
比例するだけだ。

 当然ながら、良いことばかりではなく、
 例えば、サービスは低下します。

 でも、24時間営業や宅配便の細かな時間指定など
本当に必要なのか?
 1時間長く働いて、便利になるより、1時間分自分の生活に
使える方が豊かなのではないか?

   (朝日新聞の記事より)
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 本当の豊かさとは、何なのか、考えてみるべきでは
ないでしょうか?

 同一労働、同一賃金であるべきで、
口ではそう言っても、現実は、全く違う、
日本の現実、賃金格差拡大を見るにつけ、
オランダの方が豊かなのではないかと、私は思います。

 誰か、国家100年の計を示して、国民を引っ張って行ってくれる
人はいないのでしょうか?

 良い点は、確かにありますが、アメリカ型が良いとは、
思えません。
 所得の比率が90:10(10%の人が90%の富をにぎる)
などというのは、とんでもないことだと思えます。

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