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2007年5月17日 (木)

社保庁改革(その2)

 やっぱりおかしい。
 公益独立法人にしたところで、
民間にできることは民間に、ということとは違う。
 なぜなら、本来の民間ではないから。

1.民間なら働く競争原理が働かない!
  これは重要なはず。
  競争も行き過ぎるすると問題だが、
 政府がきちんと、規制すべきところは、規制すれば
 良いことだと思う。

2.倒産しない。
  倒産しない、民間企業など無い!
  競争による倒産の危機感なくして、どうして効率が上がるのか?

3.公益法人だから、給料は、税金と年金収入により賄われると言う
  これで民間ですか?
  民間にした意味がどこにあるのですか?
  依然として、税金は使われる。
  本来なら、逆に税金が入ってくるのが民間。

 民間にしたことで、人事がより自由になり、効率的な運用が
できるようになるということだが、
 公務員だって同じこと、クビにだって出来る。
 人事について、公務員だからと言って、特別ではない。
 自分達がかってに、そうしていただけのことではないか。

 ほとんど無管理状態にしていただけのこと。
 管理されていなかった責任を誰がとるのでしょう?
 今後は、計画を立て、その実施状況を厚生労働大臣が管理、
監督していくから、問題が解決されると言っているが、
では、今までは、そうしていなかったというとことですか?

 公益法人に移すことで、天下りに対する規制はなくなり、
問題が出てきても、与党が許可を与えない限り、
国会での質問もほとんど出来なくなる。

 これで、本当に良くなるのでしょうか?
 疑問、疑問、疑問。
 もし、うまくいかなかった場合誰が、責任をとるのでしょうか?

 責任を取る人は、いない!
 国会で審議し、最善の策をとったのだから、
と言うことになって、終わり!
 この議論も終わり!

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