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2007年5月20日 (日)

C型肝炎問題

 C型肝炎については、下記リンクを見てください。
 C型肝炎について

 問題は、薬害エイズと同様、政府は、フィブリノゲン製剤の
危険性を知り得ていたと思われるのに、何の対策もとらず、
みすみす肝炎患者を増やしてきたと思われることです。
 2万人以上の人が罹患したと推定されます。

 当時の厚労省は1973年に危険性を認識、
一方アメリカは1978年にその承認を取り消しているのです。

 何故、日本では、後手、後手となるのでしょうか?

 薬害エイズであったではありませんか?
 そこから、何を学んだのでしょうか?
 何も学んで来なかったように思えます。

 簡単な経過については、下記リンクを見てください。
 フィブリノゲン問題と広島共立病院での納入実績状況について

 そのために薬害肝炎訴訟が起こり、国は、3回連続して
敗訴しています。
 でも、自分の非を認めず、控訴するようです。
 裁判の結果というものをどう判断しているのでしょうか?
 無駄な裁判は、止めていただきたい。

 治療には、大変なお金がかかるのです。
 国の援助なくして、救われません。

 いったい、政治家の役目とは、何なのでしょうか?
 国民の命を守るのが政治家の役目なのではないでしょうか?

 現実に人の命が、時間が立てば立つほど、失われて行くのです。
 人の命が今日一人、明日一人と、失われているという事実が、
 現前としてあるのです。
 それなのに、あくまで、裁判だと、控訴だというのは、
政治家のあるべき姿ではないように思います。

 救える命があるのですから、
 何故、救おうとしないのでしょうか?

 非常に疑問を感じます。
 むなしさを感じます。

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