グライダー
もう随分時間が経ったけれど、
空を飛ぶグライダーの話ではなくて、
映画「1リットルの涙」中の挿入歌の話です。
「グライダー」という挿入歌です。
映画とは全く無関係に作られたものとは思えない程
ぴったりはまっています。
まさに、映画「1リットルの涙」の為に作詞、作曲されたかの
ようにさえ思えます。
すばらしい歌詞だと思います。
物語中盤の重要な場面、
せっかく入った県立高校にいられなくなって、
養護学校に移るために、県立高校のみんなとの
別れの場面で「グライダー」が流れます。
>~否応なく巻き込まれる世界を
>自分の意志で飛ぶのさ
>今度こそ君のグライダー
>たった一つの真実だけがそこにあるさ
>限りなく広がるステージに
>自分の足で立つのさ
>本当はみんな自由なグライダー
>たった一人じゃ飛べないことを知っているから
>生きてる生きてる
すごく悲しい場面です。
でも、この歌詞、
まさにぴったりだと思いませんか?
人は、一人では生きていけません。
たった一人では飛べないのです。
どこからか吹いてくる風にのって、
でも、自分の意志で、飛ぶのです。
自分の意志で進路を選ぶのです。
自分で歩んで行くのです。
それが生きることだと、思います。
メジャーじゃないけれど、好きな曲です。
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コメント
こんにちは♪はじめまして。
doraさんの所でお見かけしていました。
「グライダー」私も好きです。
映画では悲しい場面で流れてきますよね~
映画の内容と歌詞が重なって涙がど~っと出ました。
歌っている大森洋平さんが元々好きで、病気になる前はライブに何度か行きました。感性豊かな若者でした。
投稿: ぺこ | 2007年5月24日 (木) 13時36分
コメントありがとうございます。
あの場面は感動的でしたね!
私は、映画で初めて知りました。
まさにぴったりの歌詞、曲だったので、
映画の為に作ったのだと思いました。
>感性豊かな若者でした
そうだと思います。
そうでなければ、こういう詞は
できないと思います。
投稿: haredasu | 2007年5月26日 (土) 13時43分