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2007年5月23日 (水)

グライダー

 もう随分時間が経ったけれど、
 空を飛ぶグライダーの話ではなくて、
 映画「1リットルの涙」中の挿入歌の話です。

 「グライダー」という挿入歌です。
 映画とは全く無関係に作られたものとは思えない程
ぴったりはまっています。
 まさに、映画「1リットルの涙」の為に作詞、作曲されたかの
ようにさえ思えます。

 すばらしい歌詞だと思います。

 物語中盤の重要な場面、
せっかく入った県立高校にいられなくなって、
養護学校に移るために、県立高校のみんなとの
別れの場面で「グライダー」が流れます。

>~否応なく巻き込まれる世界を
>自分の意志で飛ぶのさ
>今度こそ君のグライダー
>たった一つの真実だけがそこにあるさ

>限りなく広がるステージに
>自分の足で立つのさ
>本当はみんな自由なグライダー
>たった一人じゃ飛べないことを知っているから
>生きてる生きてる

 すごく悲しい場面です。
 でも、この歌詞、
 まさにぴったりだと思いませんか?
 人は、一人では生きていけません。
 たった一人では飛べないのです。

 どこからか吹いてくる風にのって、
 でも、自分の意志で、飛ぶのです。
 自分の意志で進路を選ぶのです。
 自分で歩んで行くのです。
 それが生きることだと、思います。

 メジャーじゃないけれど、好きな曲です。

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コメント

こんにちは♪はじめまして。
doraさんの所でお見かけしていました。
「グライダー」私も好きです。
映画では悲しい場面で流れてきますよね~
映画の内容と歌詞が重なって涙がど~っと出ました。
歌っている大森洋平さんが元々好きで、病気になる前はライブに何度か行きました。感性豊かな若者でした。

投稿: ぺこ | 2007年5月24日 (木) 13時36分

コメントありがとうございます。

あの場面は感動的でしたね!

私は、映画で初めて知りました。
まさにぴったりの歌詞、曲だったので、
映画の為に作ったのだと思いました。

>感性豊かな若者でした

そうだと思います。
そうでなければ、こういう詞は
できないと思います。

投稿: haredasu | 2007年5月26日 (土) 13時43分

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