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2007年4月30日 (月)

診療報酬改定/リハビリ中止は死の宣告

少し古い話になったが、一言、残しておきたい。

>       私の視点

>             多田 富雄
>             東京大名誉教授

>何よりも、リハビリに対する考え方が間違っている。
>リハビリは単なる機能回復ではない。
>社会復帰を含めた、人間の尊厳の回復である。
>話すことも、直立二足歩行も基本的人権に属する。
>それを奪う改訂は、人間の尊厳を踏みにじることになる。
>そのことに気づいて欲しい。
>今回の改訂によって、何人の患者が社会から脱落し、
>尊厳を失い、命を落とすことになるか。
>そして一番弱い障害者に「死ね」と言わんばかりの制度を

>つくる国が どうして「福祉国家」といえるのであろうか。


 全く同感である。

 特定疾患治療研究事業の見直しについても同様である。

 あまりにもひどいので、両方とも見直しされるようであるが、
医療費の増大を食い止めるためになされる、なりふり構わない、
弱い人、物言わぬ人をターゲットにしたとしか思われない改革は、
即やめて貰いたい。

 こういうものを改革と言うのだろうか?

 改革の意味は、
古くなった(不都合な)制度や機構を、新しい時代に適応すのるものに改めること。

 のはず。

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