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2007年4月30日 (月)

八木重吉 詩集より

1.花はなぜ美しいか
 ひとすじの気持ちで咲いているからだ

2.空のようにきれいになれるものなら
 花のようにしずかになれるものなら
 価なきものとして
 これも捨てよう あれも捨てよう

3.いつわりのない
 こころをもとめ
 あいてのないこころをいだき
 きょうはすぎた
 あしたもゆこう

4.みづからをすてて
 まず人につくすという
 そのひとつをのぞいたなら
 切切の詩をつくってゆく
 それよりほかになすべきわざをしらない

5.かなしさがながれる日
 わたしの詩はうまれるのです
 さぶしさがかがやく日
 わたしのこころは高原をゆくのです

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